お笑い芸人の陣内智則が9月24日、YouTubeチャンネル『丸山ゴンザレスのディープな世界』にゲスト出演。コンビ時代の苦い体験を打ち明けた。
コンビ時代の不運「僕らが出た瞬間に速報が入る」
1995年に解散するまで、お笑いコンビ・リミテッドとして活動していた陣内。中川家やケンドーコバヤシと同期だったというが、「みんなすごい人気で。劇場でもドッカンドッカンウケる」と話しつつ、「深夜の生放送でネタ番組があって。僕らが出た瞬間に速報が入るんです。台風が来たとか、政治家が汚職で捕まったとか。これが、5~6回続いた」と吐露。リミテッドが登場するたびに速報が入るため、「リミテッドを見たら不幸になる」というウワサが広まったと明かした。
ほかにも、「リミテッドを見た3日後に犬の調子が悪くなった」「おじいちゃんが亡くなった」など、難癖とも言えるデマが瞬く間に広まり、「まず嫌だったのが、僕らが劇場で、“はいどうも! リミテッドでーす!”って言っても、お客さんがみんな下を向くんですよ。これは本当に異様な光景で……。僕らを見たらあかんから。リミテッドのときだけ、みんな耳を塞いでたり」と悔しげに回顧。あまりの出来事に、丸山ゴンザレスも、「イジメですよ。それ」と同情した。
そんななか、レギュラー番組に出演したという陣内。当時はメガネをかけており、「一番若手なんで、後ろで立ってるだけ」だったというが、「照明にメガネが反射して、ピカーッて光ってるんですよ。それで苦情の電話がめっちゃかかってきたらしい。“あいつ一言もしゃべらんのに、メガネが光ってテレビが見づらい”みたいな」と苦笑い。2回目の収録だったにもかかわらず、すぐさま事務所から“クビ宣告”を受けたこともあったそうで、「“お前ら見たら不幸になるし、おもんないし、クビや”って。ハンバーガー食いながら言われて……」と苦々しく振り返っていた。
【編集部MEMO】
丸山ゴンザレス氏は、2020年2月に公式YouTubeチャンネル『丸山ゴンザレスのディープな世界』を開設。『クレイジージャーニー』で有名な“危険地帯ジャーナリスト”の丸山ゴンザレス氏が、裏社会についてわかりやすく解説する。チャンネル登録者数は145万人、総再生数は4億回を超えている。
