![ミランが鈴木彩艶をリストアップ [写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
パルマ・カルチョに所属する日本代表GK鈴木彩艶の獲得に、ミランが関心を示しているようだ。11日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。
ミランでは正GKのフランス代表GKマイク・メニャンとの契約延長交渉が難航している。メニャンが大幅な昇給を求めているのに対し、ミランの上層部は30歳のGKに大金を投じるのには消極的だ。マッシミリアーノ・アッレグリ監督らは慰留に務めているようだが、すでに2021年夏の獲得時に支払った移籍金1300万ユーロ(約23億円)は償却済みで、2026年6月30日の契約満了で同選手がフリートランスファーとなっても問題はないという。
メニャンに対してユヴェントスやチェルシー、バイエルンが触手を伸ばす中、“ロッソネリ”も長期に渡りゴールマウスを託せる若手に焦点を当て始めている模様。そこで、セリエAで評価を高める鈴木が、獲得候補者にリストアップされているようだ。
現在23歳の鈴木は浦和レッズ、シント・トロイデンを経て、2024年夏からパルマに加入。正GKとして公式戦通算45試合に出場しており、移籍情報サイト『transfermarkt』による市場価値は2000万ユーロ(約35億円)となっている。
また、ミランはフライブルクに所属するドイツ代表GKノア・アトゥボルの動向も追っているようだ。フライブルクの下部組織出身の23歳。トップチーム1年目の23-24シーズンから正GKの地位を確立し、ヨーロッパリーグの舞台も経験している。なお、同選手の市場価値は1800万ユーロ(約32億円)だ。
欧州制覇7回、セリエA優勝19回の超名門ミランで過去にプレーした日本人選手はただ一人。2014年1月から2017年夏にかけて元日本代表MF本田圭佑が背番号「10」を背負って公式戦通算92試合に出場した。鈴木は果たしてクラブ史上2人目の日本代表戦士となるのだろうか。
【ハイライト】日本代表vsパラグアイ代表