フジテレビでは、未来に向けたコンテンツを放送する長期キャンペーンの第1弾「アクションSDGsウィーク」を、13~19日に実施する。
13日は、夕方の報道情報番組『FNN Live News イット!』で、EXITのりんたろー。と兼近大樹が、能登復興支援のためボランティアに参加する姿に密着取材。2022年から「楽しくアクション!SDGs」アンバサダーを務めているEXITは、かつて能登半島でライブを行ったことがあり、思い出のその場所が大きな被害を受け、いまだ復興にはほど遠い状況であることからボランティアを志願した。番組では2人が現地の団体と連携して、スポーツの元日本代表選手などのアスリートたちと、現地の運動会に参加したり、ビーチクリーン活動を行う様子、さらには輪島市で、かつて朝市があった場所にいた人たちと、交流会を行う姿にも密着する。
その他にも同番組では、海外のコーヒー農家で働く貧しい子どもたちへの支援のため、高校生たちが自らパッケージなどを作り、国内で販売し、通常よりも多い金額を現地の子どもたちへ送る「1杯から貧しい子を救う! コーヒープロジェクト」や、保護施設にいる犬たちをHP上に掲載し、気に入った保護犬に“投げ銭”ができる“推し活サイト”を運営するプロジェクト、さらに障害があっても輝ける社会にしたいと専門の芸能会社を立ち上げ、現在CMやドラマなどで活躍する男性にも密着する。
朝の情報番組『サン!シャイン』では、気候変動の影響を世界で最も受けている国の1つと言われるマダガスカルを、酒主義久アナが“FNSチャリティキャンペーン”として取材した模様を放送。マダガスカルは2023年に南半球で観測史上3番目に多い犠牲者を出したサイクロン(※北インド洋上で発生する熱帯低気圧)によって甚大な影響を受けた。その後も大型サイクロンが直撃。度重なる災害の影響もあり、極度の貧困下で暮らす人の割合は国民の8割を超え、世界で最も貧しい国の一つとも言われている。番組ではサイクロンのPTSD(心的外傷後ストレス障害)などを理由に子供を亡くした母親を取材して現状を伝えるとともに、10年前、当時貧困などさまざまな生活環境に苦しんでいた母子の、その後を追跡取材する。
夜の報道番組『FNN Live News α』では、東京2025デフリンピックで100メートル連覇をめざす佐々木琢磨選手に密着取材。昨年の世界デフ陸上競技選手権大会で100m 5位に終わった佐々木選手が東京で連覇を、さらに400メートルリレー(4×100mR)でも世界新記録更新をめざす意気込みを語る。さらに番組では、持続可能な未来へ向けた衣料品回収プロジェクトや、頑張らないサステナブル体験ができる無料宿泊施設についても取り上げる。
昼のニュース番組『FNN Live News days』では、月曜から金曜までの5日間、子ども靴のサブスク運営会社と足立区が、全国的にも珍しい官民タッグを組み、すぐに体が大きくなって大量廃棄されてしまう子供靴の、循環型社会を目指す新たな取り組み、視覚障害者向けのスマホと連動したスマート白杖(はくじょう)、卵の殻からプラスチックや紙を製造するプロジェクトや、ビール酵母を使った“水を張らない田んぼ”でのコメ作りなど、各地で進むSDGsプロジェクトを取り上げる。
