熊本県の南西部に位置する天草市(あまくさし)は、東シナ海・有明海・八代海の3つの海に囲まれ、雲仙天草国立公園に選ばれている自然景観や夕日スポット、キリシタンの歴史や南蛮文化、イルカウォッチングなど数多くの観光資源に恵まれたまち。
日本でも指折りの食材の宝庫でもある同市は、車海老や鯛などの各種海産物はもちろんのこと、「デコポン」などの柑橘類や地鶏の「天草大王」、南蛮柿(いちじく)を使ったスイーツなど多くの特産品があるのも特徴です。
今回紹介するのは、磁器原料である陶石の生産量日本一である“陶磁器の島・天草”で開催される「天草大陶磁器展」。今年で第21回目を迎える県下最大級の陶磁器展示即売会です。
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になったイベントとふるさと納税返礼品を紹介していきます。
今回は天草市のイベント「第21回 天草大陶磁器展」の詳細と、返礼品を調べてみました!
98もの窯元が集結! 「第21回 天草大陶磁器展」について
第21回 天草大陶磁器展
・開催日時:2025年10月31日(金)~11月4日(火) 9:30~17:00(最終日は16:00まで)
・開催場所:天草市民センター・体育館(天草市東町3)
・アクセス:【バス】「本渡バスセンター」徒歩10分
※公共交通機関の最新の運行情報・運休情報につきましては、各社のホームページ等をご確認ください。
10月31日から11月4日にかけて開催される「天草大陶磁器展」は、今年で21回目。県内外から多くの人でにぎわう、天草市の中でも代表的なイベントの一つ。
天草島内を中心に熊本県内の伝統的窯元や若手陶芸家による展示即売と、熊本県外の陶芸家の作品の依託展示販売など、約98の窯元が集合するのだとか!
催しも盛りだくさん予定されているとのことで、陶磁器好きはもちろんのこと、子どもから大人まで幅広い世代の人たちが満喫できるイベントです。
20回という節目の開催を迎えた2024年度の本イベントでは、会期中【陶石の島から陶磁器の島へ~To the future 天草陶磁器のこれからのこと~】と題したシンポジウムを開催し、さらなる魅力あふれた陶磁器の島づくりに向けて、実行委員会一同が決意を新たにしたそうです。
自治体からのメッセージ
天草島内の伝統窯元から県外の陶芸家まで、多彩な作品が展示・即売されます。関連イベントも盛りだくさんで、陶磁器ファンにとって満足度の高い内容となっています。磁器原料である陶石の生産量日本一である“陶磁器の島・天草”の魅力を、ぜひこの機会に体感してください!
天草市のふるさと納税返礼品について
「天草大陶磁器展」でも出品する窯元がつくる作品を紹介します。
青ナマコ釉コーヒーカップ& ソーサー
・提供事業者:水の平焼
・内容量:青ナマコ釉コーヒーカップ& ソーサー 1セット
・サイズ:コーヒーカップ/径約7.9cm・高さ約5.7cm、ソーサー/径約14.7cm・高さ約2.0cm
・寄附金額:1万4,000円
1765年(明和2年)創業、熊本県内でも有数の老舗窯元「水の平焼」がつくる、天草陶石を生地に使った青ナマコ釉(ゆう)のコーヒーカップ& ソーサーです。深く渋い色合いの青ナマコ釉が魅力! 世界で一つだけのカップで、ゆったりとしたコーヒータイムを楽しめます。
天草 高浜焼フリーボール 小中セット
・提供事業者:株式会社 上田陶石 高浜焼寿芳窯
・内容量:高浜焼 海松紋 フリーボール 小中1セット
※青または赤のどちらかを選べます
・サイズ:小/直径110mm・高さ65mm、中/直径130mm・高さ90mm
・寄附金額:1万5,000円
長い歴史と独自の技術を誇る工房「高浜焼寿芳窯」が制作する、フリーボールのセットです。天草陶石を用いた透き通るような白さの高浜焼に、江戸時代中期に描かれていた海藻模様の「海松紋(みるもん)」が描かれています。野菜やサラダ、煮物などさまざまな料理に使えるのもうれしいポイント!
今回は熊本県天草市のイベント「第21回 天草大陶磁器展」と、返礼品を紹介しました。天草市をはじめ、熊本県内外の98の窯元が集合! 窯元それぞれの個性や特色を、目で見て手に取って感じられる、陶磁器ファンにはたまらないイベント。楽しい催しもたくさん用意されているとのことで、子どもも一緒に楽しめるのもうれしいです。現地に行くことが難しい場合は、返礼品でも天草市の歴史あふれる窯元の作品を楽しむことができます。ぜひ一度チェックしてみてください。
ライター:マイナビふるさと納税担当者




