テレビプロデューサーの佐久間宣行氏が8日深夜、ニッポン放送のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水曜27:00~28:30)に出演。3日に放送されたテレビ朝日系『永野&くるまのひっかかりニーチェ』の収録裏話を語った。

  • 佐久間宣行氏

    佐久間宣行氏

「スルーしたほうが、あのちゃんもやりやすいだろう」

同番組には、佐久間氏とあのがゲスト出演。『あののオールナイトニッポン0(ZERO)』でたびたび佐久間氏のモノマネを披露しているあのは、前日の放送で、「佐久間さんのモノマネがテレビでさらされました。マジ病む」と回顧。永野と令和ロマン・くるまが佐久間氏を称賛するなか、「芸能界の中で一番、俺を軽く見てくれてるのはあのちゃん。じゃなかったら、あんなモノマネしない」と振られ、モノマネを披露することになったそうで、「いやいや困ったよ」と苦笑い。「永野さんが、“見して”って言うから。まぁやるかってなったけど。“ガハハハハ! エンタメラジオだぁ!”って」と話していた。

一方の佐久間氏は、「俺ずっと、知ってましたよ。あのちゃんが俺のモノマネをしているということは。漏れ聞いてました。一回聴いたこともある」と明かしつつ、「スルーしたほうが、あのちゃんもやりやすいだろうしって思ってたんだけど」と静観していたことを吐露。しかし、同番組の収録について、「めちゃくちゃ盛り上がったあと、真面目な話のブロックが長く続いて」「一回笑いがあったほうが落とせるのになってときに、俺がまったく思いつかなくて」と振り返り、「今、あのちゃんのモノマネお願いしたらどうなるんだろう? と思って」と苦肉の策だったことを打ち明けた。

無茶ぶりだったにもかかわらず、「あのちゃんが全力でやってくれて」と感謝した佐久間氏。「あまりに唐突に振ったから。終わったあと、あのちゃんの楽屋をノックして、“急に振ってごめんね”って」と謝罪したそうで、「はじめてだよ。演者として楽屋あいさつとかしたことないんだから」と告白。「急に変なモノマネ振ってごめんね」と謝ると、あのは、「逆によかったです。あそこで披露できて」と返してくれたそうで、「あのちゃん、カッコよかったですね。現場でやり切るあのちゃん、カッコよかったなと思います」と称えていた。

【編集部MEMO】
佐久間宣行氏がパーソナリティを務める『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』は、2019年4月にスタート。前月に行われた発表会見では、「この年になって、夢がかなうことがあるんだなと。中学時代から聴いていた『オールナイトニッポン』にまさか43歳でオファーがあるなんて」と驚き、就職活動でニッポン放送に落ちたことに触れながら、「『オールナイトニッポン』のディレクターをやりたかったんです。でも、まさか演者として出るとは」と話していた。