きょう9日にスタートするフジテレビのドラマ『PUNKS△TRIANGLE<パンクス・トライアングル>』(毎週木曜25:15~ ※初回は25:40~、FOD先行・独占配信)にW主演する、原因は自分にある。の長野凌大と、俳優の藤林泰也。沖田有帆氏によるBLコミックを実写化する作品で、ピュアで真面目ながら、推しと同級生2人の間で揺れ動く青年・純浦千明役を長野が。千明が憧れるカリスマモデルのアイと、クラスメイトで手先が不器用な江永歩の二役を藤林が演じる。

今回が初共演となった2人にインタビューし、互いの印象や撮影秘話などを聞いた――。

  • (左から)長野凌大、藤林泰也 撮影:蔦野裕

    (左から)長野凌大、藤林泰也 撮影:蔦野裕

ファンが推す理由を理解

――お互いのことは何と呼び合っているのですか?

藤林:最初は“りょんりょん”と言ってたんですけど。

長野:そう呼ばれたのは初めてでした(笑)

藤林:“りょうちゃん”の方がいいかなってなりましたね。

長野:僕は最初から、“やすくん”と呼ぶと宣言していました。

藤林:でも、最後の方は「ちょっとお前!」ってツッコんでくれたりしましたね。年上の僕からすると、距離感が近くなった気がしてうれしかったです。

――初共演のお二人ですが、お互いの印象はいかがでしたか?

藤林:アイドルの方との共演は初めてだったので、「アイドルって、表と裏の顔が違うのかな」とか想像を巡らせていたんです。でも実際に会ったら全く裏表がなくて好感を持ったし、それがファンの方たちが推す理由なのかなと思いました。

長野:初対面では、やすくんの身長が高すぎて怖かったです(笑)。そのときは時間がなくて、あまりお話しできなかったこともあって、余計に「怖い人なのかな」という想像だけが膨らんでしまいました。でも撮影が始まったら初日からすごく仲良くなりましたね。想像していたのとは真逆で、接しやすくてフランクに会話してくれるので、いい意味で年上感がないんです。楽しく話せる空気感を出してくれるので、大好きになっちゃいました。

藤林:僕らの関係性が良くなればなるほど、作品が良いものになると思っていたので、最初から積極的に話そうと思っていました。そんなに力む必要はなく、初めから仲良くなれました。年下の方だと最初は距離を感じることもあるのですが、りょうくんは自然に心を開いてくれたので、すごく接しやすかったです。

――どんな会話をすることが多かったですか?

藤林:今後のビジョンを聞いたりしました。アイドル活動について、グループの話とか、メンバーに対する思いを聞いたりするのが楽しかったです。何でも率直に話してくれるところが、りょうくんのいいところだなと思います。

長野:やすくんの生い立ちを聞いたり、どんなことを言われて育ったのかという深い話もできました。「だから、今こんな素敵な人になったんだな」と理解することができたし、人として好きになりました。