マンUの主将を務めるB・フェルナンデス [写真]=Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスは、サウジ・プロフェッショナルリーグへの移籍に興味を示していないようだ。9日、イギリス『BBC』が報じている。

 現在31歳のブルース・フェルナンデスは2020年1月にスポルティングからマンチェスター・ユナイテッドに完全移籍で加入。ここまでクラブ通算298試合100ゴール86アシストを記録しており、絶対的な司令塔としてクラブをけん引。また、2024年8月には1年の契約延長オプション付きの2027年夏までの新契約を締結をしている。

 同選手には今夏の移籍市場でサウジ・プロフェッショナルリーグの複数クラブが関心。アル・ヒラルがマンチェスター・ユナイテッドに移籍金1億ポンド(約199億円)のオファーを提示したとも報じられたが、最終的に残留が決定した。しかしながら依然として移籍の噂は付きまとっており、冬もしくは来夏の移籍市場で再び動きがあるのではと伝えられている。

 そんななか、『BBC』は「ブルーノ・フェルナンデスに近い関係者は、サウジアラビアからのオファーを受け入れるという噂を否定した」と報道。さらに「同選手はヨーロッパの主要リーグでプレーすることのみに興味があり、現在はマンチェスター・ユナイテッドに全力を注いでいる」と、所属クラブで戦いを続けるとの見解を示している。

 ルベン・アモリム監督2シーズン目を迎えるマンチェスター・ユナイテッドは、7試合が消化したプレミアリーグで現在10位。監督と主将のポルトガル人コンビで復権を目指す。

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