兵庫県南西部に位置する姫路市(ひめじし)は、瀬戸内海に面した播磨(はりま)平野のほぼ中央にあり、気候が温暖で、都会の便利さと自然の豊かさを併せ持つまち。

日本で初めて世界文化遺産に登録された姫路城をはじめ、紅葉が美しい池泉回遊式の日本庭園「姫路城西御屋敷跡庭園 好古園」や映画「ラストサムライ」のロケ地となった書寫山圓教寺(書写山円教寺)などがあり、歴史と文化が薫るまちでもあります。

今回紹介するのは、日本の伝統文化でもある「将棋」の駒を人間が務めるユニークな催し「人間将棋 姫路の陣」。プロ棋士が甲冑(かっちゅう)や陣羽織など戦国衣装をまとった人間の駒を指揮する、まるで戦国時代にタイムスリップしたかのようなイベントが、白亜の城「姫路城」を背景に開催されます。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が気になったイベントとふるさと納税返礼品を紹介していきます。

今回は、姫路市のイベント「人間将棋 姫路の陣」の詳細、人気の返礼品などについて調べてみました!

黒田官兵衛の足跡を胸に! 「人間将棋 姫路の陣」について

【兵庫県姫路市】人間が駒に! 巨大な将棋盤でプロ棋士の対局を楽しめるイベント、人気のふるさと納税返礼品とは?

人間将棋 姫路の陣
・開催日時:令和7年11月1日(土)・2日(日)
・開催場所:姫路城三の丸広場
・アクセス:JR姫路駅・山陽姫路駅から徒歩20分/姫路駅北口から神姫バス乗車「大手門前」下車、徒歩5分
※公共交通機関の最新の運行情報・運休情報につきましては、各社のホームページ等をご確認ください。

令和7年11月に第38期竜王戦第5局姫路対局が予定されている姫路市では、11月を「将棋月間」とし、さまざまな将棋関連のイベントを予定しています。

その一つである「人間将棋」は、太閤秀吉が関白秀次を相手に、伏見城で小姓や腰元たちを将棋の駒として、将棋の野試合を楽しんだという故事にならい、野外に設置した将棋盤を戦いの場と見立て、将棋駒の生産量日本一の山形県天童市で昭和31年から行われている伝統行事。戦国衣装をまとった人間の駒を指揮するプロの対局を楽しめるイベントです。

ゲスト対局や子ども将棋教室のほか、各日6名の棋士が出題する「詰将棋クイズ」、子どもが将棋のルールを楽しく覚えることができる「どうぶつしょうぎ」など、将棋三昧の2日間を楽しむことができます。

自由対局テントが設けられているので来場者同士で対局ができるのも特徴。また、飲食販売ブースもあり、グルメを味わえます。

当イベントのホームページによると「将棋は、相手から取った駒を自らの駒として使うことができ、姫路ゆかりの戦国武将、黒田官兵衛の『人は殺さずに活かすべき』という哲学に相通じるものがあります。この人間将棋のイベントを通じて、黒田官兵衛の足跡を永く記憶にとどめていただくため開催します」とのこと。

自治体からのメッセージ

姫路城をバックに開催される人間将棋は一見の価値ありです。この機会に姫路を訪れていただき、姫路のまちをご堪能いただければ幸いです。

姫路市のふるさと納税返礼品について

菓子工房「ミュゼ・ド・ガトー」のフルーツタルト、動物病院の専門家チームとの共同開発による犬用シャンプーを紹介します。どちらも姫路市の中で人気のふるさと納税返礼品なのだそう。

ケーキ フルーツのタルト エクラン・ビジュー

・提供事業者:株式会社大和生研 ラヴィーナ姫路 ミュゼ・ド・ガトー
・サイズ:幅15cm×奥行き15cm×高さ7cm
・寄附金額:2万円

“宝石箱”という意味の「エクラン・ビジュー」です。タルトに盛り付けるフルーツはすべて素材から使用し、缶詰やカットフルーツを一切使っておらず、生地に使う小麦粉からカスタードクリームの卵に至るまで厳選した最良の原材料を使用。ほとんどの工程を手作業でつくり上げたこだわりの逸品です。

新しい犬用日常ケアシャンプー「慶和シャンプー」

・提供事業者:マハロ・ワークス株式会社
・内容量:慶和シャンプー 500ml 1本
・寄附金額:1万5,000円

国立大学との共同研究も行われている犬用シャンプーです。ユズセラミド、ヒノキチオール、スイゼンジノリ多糖体などの厳選国産原料を使用し、ほのかに香るヒノキの上品な香りが特徴。散歩後の足先洗いから全身のシャンプーまで幅広く使えます。

今回は兵庫県姫路市のイベント「人間将棋 姫路の陣」と、人気の返礼品を紹介しました。姫路城を背景に、巨大な将棋盤の上で戦国衣装をまとった人間の駒が動き、プロの棋士が指揮する見ごたえ満点のイベントです。ほか、将棋に関する多彩な催しもあり、子どもから大人まで将棋を存分に堪能できます。気になる人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

ライター:マイナビふるさと納税担当者