ワークマンが2025年秋冬新製品発表会を都内で開催。「着る断熱材」として人気の「XShelter」シリーズのウェアを昨年の8倍、125万点販売することを発表した。同シリーズは昨年オンライン先行販売分2万点がわずか4日で完売。今年はさらにストレッチ性も加わり、暖冬でも快適温度を保つ工夫もされている。

  • ワークマンの秋冬新製品発表会「WORKMAN EXPO 2025秋冬」

    ワークマンの秋冬新製品発表会「WORKMAN EXPO 2025秋冬」

世界初の断熱シートを使用したXShelterシリーズ

XShelterシリーズには断熱シートの「断熱α」と「断熱β」のいずれかが使用されている。「断熱α」は、薄い生地で空気の層を衣服内につくることによって断熱する。そこに発熱綿を合わせることでさらに暖かい空気の層をつくり冷たい空気を断熱しつつ、しかし一方で湿気は通す不思議な素材だという。冬のアウターはなかなか洗濯できないが、抗菌防臭機能付きでニオイも気になりづらい(乾くのに時間はかかるが、家庭用洗濯機での洗濯も可能)。その結果、衣服内を快適とされる30~32℃に保ってくれるという。

  • 今年ワークマンが力を入れて大規模展開するXShelterシリーズ

    今年ワークマンが力を入れて大規模展開するXShelterシリーズ

「断熱β」は「断熱α」と比べて断熱性が1.2倍ほど高い。さらにストレッチ性があるため、細身のパンツやスタイリッシュなアウターが実現している。断熱αと断熱βはどちらが優れているかというよりは、それぞれの良さがあり、アイテムによって使い分けをしているとのことだ。

  •  「断熱α」を使用した「XShelter 断熱α防水防寒JK」(5,800円)

    「断熱α」を使用した「XShelter 断熱α防水防寒JK」(5,800円)

  •  「断熱β」を使用した「XShelter 断熱βライトウォームJK」(2,900円)

    「断熱β」を使用した「XShelter 断熱βライトウォームJK」(2,900円)

「ワークマンは自分たちの力を過小評価していた」

発表会には専務取締役の土屋哲雄氏が登壇。

  •  専務取締役の土屋哲雄氏

    専務取締役の土屋哲雄氏

冒頭、ワークマンが創業45年であることに触れ、「45年にしてようやくさまざまな問題に気づいて、これから改めようと思います」と反省から口にした。

「これまでお恥ずかしいことに製品開発と販促と売り場作りを連動してこなかったんです。製品ができてから販促部隊が面白そうな製品をピックアップしてこれを押そうとするのですが、ワークマンは自分たちの力を過小評価していたことが多く、そこまで生産していませんでした。その結果欠品になります。どのことを徹底的に反省しまして、今年は人気製品はたくさん作ってしっかり在庫を持つことにしました」と話し、秋冬重点製品は昨年の8倍から10倍生産することを明かした。さらに9月1日からはアプリをスタートして、在庫がある店舗が検索できるようにするなど、顧客満足度を上げていきたい考え。

特に力を入れるのが前述の、どんな気象も乗り越えられる機能性を持つ「XShelter」シリーズ。世界初である断熱素材「断熱α」と「断熱β」を使用し、外部環境の冷気や暑さを遮断し、衣服の温度を湿度50%、温度30~33℃に保つことで「究極の無感覚状態(暑さも寒さも感じない状態)」にすると話した。

斬新すぎるファッションショー

続いてワークマンのイチオシ商品のファッションショーを実施。それぞれの特長をアピールすべく、一般的なファッションショーでは見かけない動きをするところが面白かった。

「XShelter断熱βフリースジャケット」「XShelter断熱βライトウォームストレッチパンツ」は断熱性能に加えてストレッチ性を高め、動きやすさも追求。

  •  「XShelter断熱βフリースジャケット」(2,900円)/「XShelter断熱βライトウォームストレッチパンツ」(2,900円)

    「XShelter断熱βフリースジャケット」(2,900円)/「XShelter断熱βライトウォームストレッチパンツ」(2,900円)

540グラムと超軽量でありながら、急な雨にも対応できる耐久撥水加工が特徴。そのことをアピールするために、途中スタッフが勢いよく水鉄砲で水を吹きかける場面も。

  • 舞台の中央に到着するとスタッフが水鉄砲で水を吹きかける場面も

    舞台の中央に到着するとスタッフが水鉄砲で水を吹きかける場面も

「XShelter断熱β ライトウォームジャケット」(2,900円)は暖冬向けで動きやすい設計。生地は滑らかなストレッチ素材を使用し、さらに540gと軽量なところが魅力だ。防風機能と耐久発水を施しており、頑固な汚れもつきにくい仕様になっている。

  •  「XShelter断熱β ライトウォームジャケット」(2,900円)

    「XShelter断熱β ライトウォームジャケット」(2,900円)

「XShelter断熱αウォームジャケット」はフードが内蔵され、耐久発水加工で急な雨にも対応できる。「XShelter断熱βウォームクライミングパンツ」は滑らかなストレッチ素材を使用し、クライミングカットを採用することで足が上がりやすい。そのアピールをすべく足をかなりの角度で持ち上げるモデルさん。

  •  「XShelter断熱αウォームジャケット」(3,900円)/「XShelter断熱βウォームクライミングパンツ」(2,900円)

    「XShelter断熱αウォームジャケット」(3,900円)/「XShelter断熱βウォームクライミングパンツ」(2,900円)

「XShelter断熱α防水防寒ジャケット」と「XShelter断熱α防水防寒パンツ」は本格防水防寒仕様で、本格的な雨でも対応できる。パンツは動きやすい立体裁断で、裾のサイドファスナーで裾幅が広がり、ブーツの上からも着用可能だ。

    •  「XShelter断熱α防水防寒ジャケット」(5,800円)/ 「XShelter断熱α防水防寒パンツ」(4,900円)

      「XShelter断熱α防水防寒ジャケット」(5,800円)/ 「XShelter断熱α防水防寒パンツ」(4,900円)

    「Xshelter断熱αレディース防水ウォームアウター」はオンラインストア限定。見た目の可愛さと機能性を両立しているところが魅力。襟にはフードが内蔵されており、さらにウエストのコードでスタイルも変化させられる。

    •  「Xshelter断熱αレディース防水ウォームアウター」(4,900円)

      「Xshelter断熱αレディース防水ウォームアウター」(4,900円)

    ワークマン最高峰のプレミアムシリーズから登場する「XShelter断熱α AEGIS PREMIUM防水防寒スーツ」は耐水圧20,000mm、透湿度50,000g/m2/24Hのハイスペック防水防寒スーツ。ステージ上では取り出したペットボトルの水を自らに勢いよくかけた。

    •  「XShelter断熱α AEGIS PREMIUM防水防寒スーツ」(9,800円)

      「XShelter断熱α AEGIS PREMIUM防水防寒スーツ」(9,800円)

    「XShelter断熱β PREMIUM超透湿防水防寒ジャケット」はトレッキングなどハードな環境下でも快適さをキープする。脇下のベンチレーションファスナーでムレを逃がしやすくしている。

    •  「XShelter断熱β PREMIUM超透湿防水防寒ジャケット」(9,800円)

      「XShelter断熱β PREMIUM超透湿防水防寒ジャケット」(9,800円)

    最後は「Xshelter断熱α PREMIUM GIGA PUFFダウンコート」。かっこよく登場したモデルさんは突然ステージ上でケチャップを取り出し、裾布巾に大量に垂らし始める。これは生地が耐久撥水加工で頑固な汚れもつきにくい仕様であることを伝えるため。斬新すぎるファッションショーで見事それぞれの製品の特長を伝えたのだった。

    • 突然ケチャップを「Xshelter断熱α PREMIUM GIGA PUFFダウンコート」(9,800円)にたらすモデルさん

      突然ケチャップを「Xshelter断熱α PREMIUM GIGA PUFFダウンコート」(9,800円)にたらすモデルさん

    •  しかし直後ケチャップはしみ込むことなく、つるりと床に落ちる

      しかし直後ケチャップはしみ込むことなく、つるりと床に落ちる

    •  生地が耐久撥水加工で頑固な汚れもつきにくい仕様であることを見事アピールした

      生地が耐久撥水加工で頑固な汚れもつきにくい仕様であることを見事アピールした