女優の沢口靖子が、10月スタートのフジテレビ系ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』(毎週月曜21:00~)に主演することが31日、発表された。沢口が同局の連ドラに主演するのは、『お江戸捕物日記 照姫七変化』(1990年)以来、35年ぶりとなる。
『絶対零度』シリーズのシーズン5にあたる今作。シーズン1(2010年)ではコールド・ケースと呼ばれる“未解決事件”を、シーズン2(11年)では“潜入捜査”をテーマに、女性刑事・桜木泉(上戸彩)の活躍を描き、シーズン3(18年)・シーズン4(20年)では、元公安のエリート刑事・井沢範人(沢村一樹)を主人公に、“未来の犯罪を予測して捜査する” 「未然犯罪捜査班」(通称・ミハン)の物語を描いた。
新シリーズの舞台は「情報犯罪特命対策室」(通称:DICT<ディクト>)。高度な情報技術を悪用し、国民の生命と財産を脅かす「情報犯罪」の犯人たちを追う捜査機関で、匿名・流動型犯罪(通称・トクリュウ)に代表される「特殊詐欺」や「サイバーテロ」など、身近な生活から国家の安全を脅かす大規模な犯罪まで、数々の情報犯罪に立ち向かう。
沢口が演じるのは、DICTで捜査にあたる刑事・二宮奈美。警察官になって以来、長年にわたり所轄で勤務。40歳で刑事研修を受けた後、生活安全課に配属され、地域の少年犯罪などを担当してきた。二宮の捜査スタイルは、生活安全課での経験を生かした地域密着型。事件現場周辺の人々への聞き込み調査に余念がない。
一方で街に溶け込むその様子が地域住民と井戸端会議をしているようにも見え、本当に捜査の役に立っているのか疑念を抱く者も。それもそのはず、このDICTは総理と内閣官房副長官直轄の組織で、警視庁内の各課より集まったえりすぐりのスペシャリストが集まる組織。その中で最年長の二宮は、明るく元気な性格で、チームのエンジン。記憶力に優れ、人間観察やなにげない会話から情報を拾うのはうまいが、生活安全課にいた二宮の経歴に目を引くような点はなかった。誰よりも“人と向き合う”ことを信条とし、目の前の困っている人を助けてきた二宮は、「情報犯罪」という“顔の見えない敵”に、いかに立ち向かうのか。
■沢口靖子 コメント
――今作の主演オファーを受けた際の率直な感想は?
「“『絶対零度』の新シリーズが始まるんだ”ということと、“その主演を私にいただけた”というダブルの驚きがありました。優れた作品ですので安心して飛び込めると思いましたし、新たな役にチャレンジできることがうれしかったです」
――台本を読んで、今作の印象は?
「情報犯罪に関わってしまう発端は、若者がお小遣いを稼ぎたいという軽い気持ちから始まってしまうこともあるようで、一度入ってしまうと家族を人質に取られたりして組織から抜け出せない深い沼にはまってしまうんだということを改めて知りました。ドラマを通して情報犯罪の恐ろしさをお届けできたらいいなと思いました」
――フジテレビ連続ドラマへの出演は35年ぶり、月9枠初出演となります。意気込みをお聞かせください。
「35年と聞いて、もうそんなに経ったんだなと思いました。今回出演が叶いましてとても光栄に思っています。どの局の作品でも、お仕事に向き合う姿勢は同じです。初めてご一緒する方々もいますが、新たな出会いを楽しんで新しい自分を発信していけたらいいなと思っています」
――演じるうえで心がけようとしていることはありますか?
「奈美は初対面の人でもすぐに距離を縮められて、どんな人にも親身になって寄り添ってくれる。こんな人が近くにいてくれたら安心だなと思ってもらえるような刑事です。人に対しての瞬時の観察力や記憶力が優れていて、それが捜査に役立つこともありますね。生活安全課に長くいて、いろんな人の相談にたくさん乗ってきてあげた人なので、人の心を開くことが自然とできちゃう人にしていきたいなと思っています。この役に合わせて髪型を“マッシュショート風”にしました。刑事としてあまりお手入れに時間がかからず、出かける支度も素早くできるショートがいいかなと思いまして 、一番長いところで6センチほどカットをして、作品のためにここまで髪を短くしたのは久々ですね」
――視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
「『絶対零度』新シリーズが始まります。真犯人の正体が見えず、国民の安全を脅かす“情報犯罪”に個性豊かな新メンバーで挑みます!どうぞ楽しみにしていてください」
【編集部MEMO】
シーズン3とシーズン4には、日本テレビ系『24時間テレビ』でチャリティーマラソンを行っている横山裕が、未然犯罪捜査班の山内徹役で出演している。
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