青組は8月25日、「通勤ラッシュのニオイ問題」に関する調査の結果を発表した。調査は2025年6月30日~7月1日、20~50代の男性1,007人を対象にインターネットで行われた。
通勤ラッシュ時のニオイに関する意識と印象
はじめに、「通勤時の満員電車で他人のニオイが気になるか」について尋ねたところ、8割以上の人が「よくある(30.8%)」「ときどきある(52.4%)」と回答した。多くの通勤者が他人のニオイに不快感を抱いた経験があり、一時的な不満というより、日常的なストレスとして定着していることがうかがえる。
前問で「よくある」「ときどきある」と回答した人に、「満員電車で気になるニオイの種類」について尋ねたところ、「汗のニオイ(76.9%)」と回答した人が最も多く、「加齢臭(60.0%)」「香水のニオイ(45.0%)」と続いた。上位2つはいずれも体から自然に発せられるニオイであり、完全に避けることは難しいものの、適切なケアで抑えることは可能だ。一方で、「香水」や「整髪料」といった人工的な香りも一定数が不快と感じており、良かれと思って使った香りが逆効果になるリスクも浮き彫りになった。
「満員電車でも不快に感じない人の特徴」として挙げられたのは、「ほのかにいい香りがする(55.7%)」「汗臭さが全くない(55.7%)」「制汗剤や香水などをさりげなく使っている(38.7%)」だった。汗のニオイがしないことはもちろん、「ほのかに香る」「目立たず整っている」といった印象が、快適な存在として受け入れられているようだ「香りの強さが上品」といった回答もあり、香りそのものよりも香らせ方が大切だと考える人が多いことがうかがえる。
「通勤中に自分も臭っているのではと不安を感じたことがあるか」尋ねたところ、約8割の人が「よくある(24.4%)」「ときどきある(57.4%)」と回答した。他人のニオイに敏感なだけでなく、自分自身がどう見られているかを気にする意識も強く、体臭を自分ごととして捉えている男性が多いことがわかる。
出勤前のニオイ対策とその課題
「出勤前に行っているニオイ・汗ケア」について尋ねたところ、「制汗スプレーの使用(34.2%)」「ボディシートの使用(31.6%)」「ニオイ・汗ケアを行っていない(23.0%)」と続いた。
即効性のあるアイテムが主流である一方、衣類の選び方や生活習慣といった根本対策をしている人は少数派のようだ。中には「何もしていない」という方も一定数見られ、対策の意識には差があることがうかがえる。
前問で「ニオイ・汗ケアを行っていない」以外を回答した人に、「出勤前のニオイ・汗ケアが1日もつかどうか」について尋ねたところ、8割以上が「よく感じる(31.0%)」「ときどき感じる(51.6%)」と回答した。8割以上が「1日中快適には保てない」と感じており、多くの人が朝のケアだけでは不安をぬぐいきれていないという現実があるようだ。
前問で「よく感じる」「ときどき感じる」と回答した人に、「通勤中や出社前などに再びニオイ・汗ケアができたら安心か」と尋ねたところ、9割以上が「とてもある(42.6%)」「ややある(52.7%)」と回答した。9割以上が「再ケアの機会があると安心」と感じており、ニオイ対策は、家を出る前のルーティンとしてだけでなく、「必要なタイミングでこまめに整える」ニーズが強くあることがわかる。
通勤中のケア習慣
「ニオイケアができるアイテムをバッグに常備しているか」と尋ねたところ、約半数が「している(49.8%)」と回答した。外出先でのケアに対するスタンスは二極化していることがうかがえる。
前問で「している」と回答した人に、「ニオイケアを使用したいタイミング」について尋ねたところ、「会社に入る前(53.9%)」「通勤で駅に到着した直後(39.5%)」「商談や会議の前(32.1%)」と続いた。出社直前や駅到着直後といった「人と接触する直前」がケアのピークタイミングであることが分かる。
最後に、「ニオイケアアイテム選定時に重視するポイント」としては、「香りの有無(49.1%)」「持ち運びやすさ(43.3%)」「香りの強さ(35.1%)」などが挙げられた。ニオイケアアイテムの選定時に重視されているのは、「場面に応じた使いやすさ」や「周囲への配慮」が重視されている傾向が見えてくる。特に職場や公共交通機関など、他者と空間を共有するシーンでは、使用の可否を左右する重要な基準となっているようだ。一方、外出時や通勤中でも気軽に使用できる携帯性へのニーズも明確になった。





