日産自動車が軽自動車の新型「ルークス」を発表した。発売は2025年秋ごろの予定。価格は160万円台からとなる。現行型には設定のあるマイルドハイブリッド車(MHEV)は廃止となるが、エンジンの改良により燃費は現行型と同等のレベルになっているという。

  • 日産の新型「ルークス」

    日産の新型「ルークス」

日産復活の鍵を握る新型車?

2009年12月に初代モデルが登場したルークスは今回の新型で4世代目。日産にとって、2025年5月の経営再建計画「Re:Nissan」発表以降、初めて日本市場に投入する新型車であり、「日産復活の鍵を握る重要なモデル」(日産 日本マーケティング&セールス 執行職の杉本全さん)だ。

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    新型「ルークス」は日産と三菱自動車工業の合弁会社NMKVのマネジメントのもと、日産が企画、開発を行った軽自動車。生産は三菱自動車の水島工場で行う。販売目標は現時点で非公表とのこと

12.3インチの統合型インターフェースディスプレイや「インテリジェント アラウンドビューモニター」(移動物検知、3Dビュー機能付)、Google搭載の「NissanConnectインフォテインメントシステム」など、軽自動車とは思えないような先進装備の充実ぶりが新型ルークスの特徴。MHEV廃止は「電動化」の観点から考えれば一歩後退のような気もするが、もしかすると、その分の浮いたコストが快適装備、先進装備の充実につながっているのかもしれない。なお、これらの装備はグレードによってはオプションになっていたりするので、購入の際には欲しい装備が付けられるかどうかを確認したうえでグレードを選びたいところだ。

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    「ルークス」のネーミングの由来である「Roomy×Max」がデザインコンセプト。ピラーを立たせるなどの工夫で軽規格のなかで最大限の大きさを表現した。新型ルークスを象徴するデザインモチーフ「かどまる四角」をヘッドライト、リヤコンビネーションランプ、ドアハンドル、ホイールなど随所に取り入れている

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    ボディカラーには日本の伝統的な建築様式である「唐破風」(からはふ)からインスピレーションを受けた新たな2トーンカラーを設定。フードを含むベルトライン下から塗り分けた日産初となるユニークなカラーコーディネーションだ

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    インテリアのデザインコンセプトは「Breeze」(そよかぜ)。デザインキーワードには「縁側」や「ハンモック」などを用い、実際の空間以上の解放感を目指した

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    室内長は現行型より115mm拡大。クラストップの2,315mmを実現しているそうだ

ルークスが属する軽スーパーハイトワゴン市場は絶対王者のホンダ「N-BOX」をはじめ、スズキ「スペーシア」、ダイハツ工業「タント」など強敵ぞろい。

日産 日本マーケティング&セールス 執行職の杉本全さんは「日産が軽自動車を出していることをご存じないお客様もいらっしゃる」との現状認識を示したうえで、「スーパーハイトワゴンは競争の激しい市場ですが、新型ルークスは自信をもって投入します。乗っていただければ、よさはわかっていただけると思います」と新型車の完成度に自信を示した。

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    左からリージョナルプロダクトマネージャーの田仲藍さん、日本マーケティング&セールス 執行職 杉本全さん、新型「ルークス」のCMに出演する仲里依紗さん

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    ボディサイドに回り込む新型「ルークス」のフロントグリルをモチーフにした「見えルークス」ポーズを決める仲さん

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  • 「見えルークス」の真骨頂ともいえる「フロントワイドビュー」を実演しているところ。青いボディのルークスの陰にいる仲さんを白いボディのルークスの運転席からは目視できないが、「フロントワイドビュー」機能により、白ルークスのセンターディスプレイには仲さんが映っている、という状況。視界の悪いT字路で効果を発揮しそうな機能だ

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