3人組バンドのOmoinotakeが、日本テレビ系大型音楽特番『THE MUSIC DAY 2025』(5日15:00~)の本番前に取材に応じた。今回は、新ドラマ『DOCTOR PRICE』主題歌の「フェイクショー」を披露する。

  • Omoinotake

――「フェイクショー」に込めたメッセージをお教えください。

福島智朗/エモアキ:今は世界で色んな情報があふれて、本当に大事なものが分からなくなったり、目に見えているものが本当なのかといった気持ちになることが多々あると思います。けれど、その中で自分にとって一番大事なものは何なのか、信じているものは何なのかといった問いかけを込めた曲です。

――楽曲制作にあたり、『DOCTOR PRICE』の台本や原作などからインスピレーションを受けた点もありますか?

藤井怜央/レオ:主人公の鳴木(金成)さんの、いろいろ先を見据えた上で、でもクールに周りに悟られずに自分の思い通りに進めていくという様が何か特殊な主人公像だなと思っています。曲も、今までの僕たちにはなかったような、明るいのか暗いのかよくわからないまま駆け抜けていくという感じを、作品からインスピレーションをもらって作りました。

――演奏面でこだわった点など、楽曲が持つ特徴・魅力についてお教えください。

藤井怜央/レオ:今までの僕たちの楽曲と比べて、遊びの要素を盛り込んでいます。軽快さだったり、ちょっとユニークな部分というか、今まで作ったことのないようなメロディー、リズムだったり、サウンド面でもピアノトリオバンドとしてのバンドサウンドを主軸にしながらもいろんな音を散りばめたり、トライしたことがなかった、聴いていて面白い・楽しい感覚も大事に曲を作りました。

――『THE MUSIC DAY』の翌日、7月6日に『DOCTOR PRICE』がスタートとなりますが、ドラマでの主題歌としてオンエアについて、楽しみにされていることがあればぜひお教えてください。

福島智朗/エモアキ:毎話毎話、テーマとなる登場人物が違ってくるドラマだと思うので、(毎話毎に)それぞれ違う聴こえ方がして、いろんな膨らみを持ったら嬉しいです。

――秋のZeppツアー、さらに2026年3月には「史上最大編成」での日本武道館公演も控えていますね。今年から来年にかけてバンドとして実現していきたいこと・注力していきたいことがあればお教えください。

藤井怜央/レオ:秋のツアーと来年の武道館公演を成功させるという、僕たちにとって大事な今年・来年になると思います。この「フェイクショー」で、僕たちのことを初めて知る方もたくさんいると思うので、そういった方にぜひライブに足を運んでいただいて、今年と来年の大事なライブを大成功に導きたいです。

――最後に、改めて視聴者の方へのメッセージをお願いします。

冨田洋之進/ドラゲ:すごくドラマとマッチして、華やかさもあり、テクニカルさもあり、僕らも楽しみにしているので、ドラマと合わせて「フェイクショー」を楽しんでいただけたらと思っています!

福島智朗/エモアキ:(楽曲としての)リリースも待っていてください!

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