元プロ野球選手で野球解説者の山本昌氏が9日、YouTubeチャンネル『【東海テレビ公式】ドラHOTpress』で公開された動画「山本昌&山崎武司(※崎はたつさき) プロ野球 やまやま話『新外国人選手の活躍度チェック』」に出演。今季の中日の“ある誤算”を指摘した。

山本昌氏

中日の“ある誤算”を山本昌氏が指摘

今回の動画では、新外国人助っ人についてトーク。そのなかで、山本氏が「一番ちょっと、まあ誤算……じゃないけど」と前置きしつつ、中日のカイル・マラーの名前を挙げることに。

山本氏は「ドラゴンズにしてみたら、オープン戦とキャンプ眺めてたらね、マラーもうちょいやるんじゃないかっていうのはすごくありましたね」「高橋宏斗と、マラーの軸で回せるのかなと思いましたけど」と指摘。

続けて、「あのボールがあるんで、少し日本に対応すればっていうことで期待はしますけども」と、投げているボールの質は評価したうえで、「じゃあ今から2桁いけるかって言ったら、ちょっと厳しいのかな」と率直な見解を述べた。山本氏のこの意見には、山崎武司氏も「監督もすごい期待してたからね、マラーには」と同意していた。

【編集部MEMO】
プロ野球生活32年、50歳まで現役を続けた山本昌氏。NPB史上初となる50代での登板など、投手として数々の最年長記録を保持している。自身が現役を長く続けることができた理由として、YouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』にゲスト出演した際には、「工藤(公康)さんの存在も大きかった」「あの人が長くやったんで、僕はその獣道を後ろから歩いて、気づいたら45歳」「それまで『球界最年長』と言われないんで、注目されないんですよ」などと語っていた。