アイドルグループ・なにわ男子の藤原丈一郎と大西流星、Aぇ! groupの末澤誠也と小島健が、14日に放送されるカンテレのバラエティ番組『おかべろ』(毎週土曜14:28~、フジテレビは15日26:50~)に出演する。
今回は番組初となる大阪・関西万博での公開収録2週目。収録当日までシークレットだったゲスト、なにわ男子とAぇ! groupの2組がスクリーンに映し出されると、会場から大きな歓声が上がった。
大阪・関西万博とともに歩み、トップアイドルとなった2組を【なにわ男子&Aぇ! group スペシャル年表】で、万博とともに深掘り。すると、さすが関西出身のアイドルらしく、ボケとツッコミの応酬で、会場の1,500人の観覧客を盛り上げる。
まずは、2018年【なにわ男子結成】。このグループ結成がデビューへのラストチャンスだと懸けていたなにわ男子最年長の藤原は、結成早々、下の世代のメンバーに「説教ではないですけど…もっとやらな」と思いを伝えたことを明かす。するとすかさず、MCの岡村隆史が「俺がなにわ男子やったら(すぐに説教されるの)イヤやわー」とツッコみ、同じグループの大西も「ですよねー!」と本音をポロリ。
そして、翌2019年【Aぇ! groupが結成】。こちらもグループ最年長で結成時24歳だった末澤は「30歳までにデビューができなければ辞めるから一緒に頑張ってほしい」とメンバーに熱い思いを伝えたところ、後から最年少のメンバーに衝撃的な思いを打ち明けられたという。
同じ年、なにわ男子の大西が大阪・関西万博の有識者懇話会に最年少で選出されるという快挙を成し遂げ、大阪府の吉村洋文知事や財界の大物がそろう会議に出席。しかし、スーツ姿の大西の当時の写真が映し出されると、岡村が「こども店長やん」とすかさずツッコミを入れる。「このためにスーツを買って、パワポ(パワーポイントで資料)も作りました」と、大西が大興奮で会議の様子を明かす。
また、2019年に始まった2組の冠番組『なにわからAぇ! 風吹かせます!』(2019年11月~2021年3月カンテレで放送)での対照的な“アイドル道”の裏側も明かす。「イチゴとシュークリームしか持たせてもらえない」という王道キラキラ系のなにわ男子と、「死ぬこと以外NGなし!」を掲げていたAぇ! group。「(キラキラロケなんて)おもろないやん!」とツッコむ末澤に対し、「(そもそもの認識が)全然違うくて…」と大西が反論する。
藤原も「好きな五十音からキラキラワードをすぐに言えます」と王道アイドルらしい胸キュンワードを即答。しかし、同様に胸キュンワードを求められたAぇ! group・小島の予想外の一言に、岡村が「おもしろいなぁ!」と絶賛する。
番組後半では、「徹底討論! デビューして変わっちまったのは誰だ?」というテーマで金銭感覚とファッションをめぐって2組が暴露バトル。小島が「ホンマに俺と同じ額をもらってんのかな? 同じ給料? 俺には買えない」と末澤が高級アクセサリーを身に着けていることを明かすと、藤原からも末澤が新幹線で「マスクにサングラスに羽根に指輪。一番とがってる!」と畳みかける。
一方で、最後に石田から「何か変わった?」と聞かれた大西は「MEN'S NON-NO(メンズノンノ)だけは読むようになりました。東京の服が全部、詰まってると思っているんで」と笑顔を見せ、収録が終了した。
コメントは、以下の通り。
――なにわ男子・Aぇ! group2組で初めて『おかべろ』に登場いただきましたが、いかがでしたか。
小島:歴史にこれだけ触れてくださる番組が少ないので、過去のことをしゃべれたのがうれしかったです。
藤原:『なにわからAぇ! 風吹かせます!』という番組でなにわとAぇが共演していたんですが、その時のことをああだこうだ言うところって今まではなかったんですよ。今回、なにわとAぇが揃ったので、その時のロケが楽しかったとか、タバスコとかそんな大変なロケしていたんやみたいなことを話せてうれしかったです。ずっと応援してくださっているファンの皆さんも、何か懐かしさを感じるような瞬間でもあったんじゃないかと思います。
――「大阪にいたあの頃と変わってしまったのは誰なのか」のコーナーにもありましたが、関西を忘れていないと思う瞬間はありますか。
末澤:関西でロケとかあるとめっちゃ安心します。アットホームな空気感で帰ってきた感はありますね。
大西:いまだに東京でテレビをつける時に(チャンネル)の番号を間違えます。小さい頃からしみついているのもあるし、地元が兵庫なんですけど帰ってきたら、ローカルの深夜番組とか見たくなります。
――最後に視聴者、ファンにメッセージをお願いします。
末澤:なにわとAぇの1発目(『なにわからAぇ! 風吹かせます!』)の番組を今みんなが大人になって結構さかのぼって振り返ってしゃべっているんですけど、その辺も含め掛け合いも楽しみにしていただけたらと思います。
藤原:なんか久しぶりやのにいつも通りの感じでしゃべれたんで楽しかったです。
(C)カンテレ