元プロ野球選手で野球解説者の井口資仁氏が8日、YouTubeチャンネル『ABEMA 野球【公式】 / 平日は毎日アベマでMLB』で公開された動画「ABEMA MLBとスポーツナビ野球チャンネルのコラボ企画! 【もうすぐ因縁の対決! ドジャースvsパドレススペシャル】」に出演。ドジャース・大谷翔平の“ある試み”について語った。
大谷翔平の“ある試み”に井口資仁氏「想像できない」
この番組は、ドジャースなどでプレーした斎藤隆氏、ワールドシリーズを2度制覇した井口資仁氏、MLBジャーナリストのAKI猪瀬氏、DJケチャップが登場し、6月10日から6月20日にかけて行われる“同地区ライバル戦”ドジャースvsパドレスの見どころをとことんトーク。今回の動画では、目覚ましい活躍を見せる大谷翔平について、「バッターとしてのピークはいつか?」というテーマで激論を繰り広げた。
井口氏は「ピークはまだまだ。去年で満足していない」と語り、「普通はバットを長くしないんですよ。しかも1インチも」と、大谷が昨年より1インチ(約2.54cm)長い35インチ(約88.9cm)のバットを使用していることに言及。さらに、「0.5~1cm長いだけでもまったく感覚が違うのに、1インチ長くするなんて想像ができない」と自身の経験を踏まえた上でコメントした。
大谷翔平の5月打撃内容を分析
DJケチャップが「どの期間にアジャストさせたんですか?」と尋ねると、井口氏は「外では見せないけど、相当裏でバットを振っている」「毎年6月くらいに調子を上げてくるのに、今年は1カ月早まっている。よっぽどやっているんじゃないかな」と推察。
さらに、井口氏は、「(大谷選手は)たぶん、レフト方向に軽く合わせただけで打てる感覚を掴んだんですよ。去年よりレフト方向に振っていない」と5月の打撃内容を分析し、「もっと量産できると思います」と期待を寄せていた。
【編集部MEMO】
「ABEMA」では、日本時間平日(※1)に行われるMLB公式戦のうち、ドジャース戦全試合(※2)、カブス、パドレス、レッドソックス、オリオールズ、エンゼルス、タイガース、メッツなどを中心とした厳選485試合(※3)を生中継している。(※1)日本時間の祝日を含む月曜日から金曜日、(※2)平日開催のドジャース戦全106試合の中継を予定、(※3)中継予定は変更の可能性あり