橋本環奈主演の映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』(9月5日公開)の新キャスト5名が発表され、主題歌入り特別映像が公開となった。

  • 映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』の新キャスト(左から眞栄田郷敦と橋本環奈)

本作は、小説創作プラットフォーム「エブリスタ」で人気No.1の携帯小説作品として話題となり、2014年には村瀬克俊による漫画版が漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」(集英社)で連載、同サービスで累計閲覧数1億回を初めて突破した人気作品を原作とする2022年公開のホラー映画『カラダ探し』の続編。

本田真凜ら5人の新キャストが明らかに

これまでに作品タイトルや公開日、前作に引き続き、主人公・明日香を橋本環奈が、高広を眞栄田郷敦が演じるのが明らかになっていたが、この度、5人の新キャストが発表となった。

明るいお調子者だが、自信がなく何事も無理だと諦めてしまう性格の一ノ瀬陸人(いちのせ りくと)に櫻井海音、気が強く、男勝りな性格の陸人の幼なじみ・早川岬(はやかわ みさき)に安斉星来、同じく陸人のクラスメイトで親友でもある田辺大和(たなべ やまと)に鈴木福、いつもクラスの中心にいる木下有紗(きのした ありさ)に本田真凜、コミュニケーションが苦手で、他人と会話すらできない性格の鮫田航(さめだ わたる)に吉田剛明がキャスティングされている。

本作への出演が決まった時の心境について、櫻井は「実は、ホラーが苦手でおばけ屋敷などを避けて生きてきた人生だったのですが、前作も拝見し、この『カラダ探し』の世界に自分が入り込めることをすご く楽しみにしていました」と、新たな挑戦を楽しんだことを明かす。また、前作『カラダ探し』の公開当時に一作品ファンとして映画館で鑑賞したという安斉は「前作へのリスペクトを持ち、それを越えられるようなアクションとスケールになったと 自信を持って言えます」、自身の妹が前作の大ファンだという鈴木は、「大迫力のクライマックスシーンなど、最後の最後まで本当に見逃せない、そんな映画になっています!」と、自信をうかがわせ力強くアピール。本作で 俳優デビューを飾る本田は「幼い頃から大切にしてきた『表現』を新たなフィールドで挑戦させて頂くことができ、改めて その奥深さと楽しさを実感しました」と、同じく映画初出演となる吉田も「初めての映画出演がこのような刺激的でスリリングな作品になったことは、自分にとって大きな挑戦であり、忘れられない経験となりました」と、喜びのコメントを寄せている。

主題歌入り特別映像では6つ目のルールが明かされる

同時に解禁された特別映像は、橋本環奈演じる明日香が「私のカラダを、探して……」と苦しげに語りかけるシーンから始まり、眞栄田郷敦や新キャストたちが「カラダ探し」の6つのルールをカメラを見つめながら無表情に語っていく。「Rule1: 深夜12時から始まる」「Rule2:『赤い人』が現れる」「Rule3:カラダをすべて見つけなければいけない」といった前作のルールに加え、「Rule6:『カラダ探し』を終わらせたら、必ず1人が消えてしまう」という誰かが犠牲(いけにえ)になるというルールが明かされた。続いて「ごめん、きっともう戻れない」という明日香の意味深なセリフや遊園地に響く悲鳴とともに、キャストたちが次々と「赤い人」に襲われる緊迫のシーンが展開され、前作を超えるスリルと恐怖、そして新たな衝撃を予感させる内容となっている。

主題歌はStray Kidsの楽曲『Parade』に決定

  • 主題歌を担当するStray Kids (C)Sony Music Labels Inc.

また、本作の主題歌は、「スキズ」の愛称でも親しまれるK-POPボーイズグループ・Stray Kidsの楽曲『Parade』となることが決定した。彼らにとって、映画主題歌を担当するのはこれが初めてということで、リーダー・バンチャンから「映画の主題歌を務めるのは初めてのことで、お話を聞いた時はメンバー皆、驚きました。少しだけ拝見させていただいた特報映像と、 楽曲の雰囲気がピッタリだったので、映画の世界観をより彩ることができれば嬉しいです」と喜び溢れるコメントも届いている。『Parade』は、6月18日に発売となる日本での3rdミニアルバム『Hollow』に収録されており、彼らの真骨頂ともいえるヒップホップを基調としたエッジの効いたサウンドは、ノンストップで襲いかかる恐怖を描いた本作の「ループ型ホラー」という世界観とシンクロし、心拍数を跳ね上げる一曲に仕上がっている。

(C)2025「カラダ探し THE LAST NIGHT」製作委員会

【編集部MEMO】
前作に続いてメガホンをとる羽住英一郎は、『踊る大捜査線』シリーズのチーフ助監督をTV版から劇場版第1作まで務め、劇場版第2作ではセカンドユニット監督を担当した。映画監督デビューは2024年の『海猿 ウミザル』。同作は、主要キャストを同じくして連続TVドラマ『海猿 UMIZARU EVOLUTION』として放映。2006年には第2作『LIMIT OF LOVE 海猿』が、2010年には完結編となる『THE LAST MESSAGE-海猿』が公開された。羽住監督は、2010年、北九州市文化大使に任命されており、『カラダ探し THE LAST NIGHT』の前作となる『カラダ探し』も、北九州市にてオールロケが敢行されている。