星野リゾートが展開する「リゾナーレ八ヶ岳」(山梨県北杜市)は6月14日より、八ヶ岳で育まれたワイン、ドメーヌ ミエ・イケノ「Mie Ikeno 2023 ミレジム」を宿泊者限定で発売する。

  • ドメーヌ ミエ・イケノとOTTO SETTE

提携ワイナリー「ドメーヌ ミエ・イケノ」は、八ヶ岳山麓の小高い丘陵地にあるワイナリー。醸造家・池野美映氏の「自社畑100%のブドウで高品質なワインを造りたい」というこだわりを体現し、ブドウの栽培からワインの醸造までを一貫して手がけている。リゾナーレ八ヶ岳は「この土地を訪れたからこその体験を提供したい」という想いから、2006年より同ワイナリーと提携している。

  • 「ドメーヌ ミエ・イケノ」の畑

Mie Ikeno 2023 ミレジムは、シャルドネ、ピノ・ノワール、メルローの3種類。「Mie Ikeno Chardonnay 2023」(8,800円)は、シトラスや洋梨のトップノートに続いて、シナモン、ビスケット、発酵バター、そしてカリンなど黄色い熟した果実の香りが広がる。しっかりとした酸味がありながら柔らかで滑らかなテクスチャーで、果実味との一体感がバランスよくまとまったシャルドネだ。

  • ドメーヌ ミエ・イケノ「シャルドネ畑」

「Mie Ikeno Pinot Noir 2023」(8,800円)は、桑の実やプラム、クローブのスパイシーさやコーヒーのような大地を感じる香りで始まり、フィニッシュはアールグレイの香りを感じられる。細くて緻密で綺麗なタンニンとシルキーな口当たりで、味のバランスが良くとれたピノ・ノワール。

  • ドメーヌ ミエ・イケノ「ピノ・ノワール畑」

「Mie Ikeno Merlot 2023」(8,800円)は、フレッシュプラム、グリーンペッパーのニュアンスとカカオニブの3つの香りがマルチレイヤーに同時に現れるアタック。まろやかさと共に酸味もしっかり引き立てられ、八ヶ岳のテロワールが感じられるメルロー。

  • ドメーヌ ミエ・イケノ「メルロー畑」

メインダイニング「OTTO SETTE」でのマリアージュ

宿泊者が利用できるメインダイニング「OTTO SETTE」では、イタリア語で「ワインと野菜」を表す「Vino e Verdura(ヴィノ エ ヴェルデューラ)」をコンセプトに、「この地域ならではの食材との出会い」を提供している。ワインを貯蔵するためのワインカーヴを表現した空間で、前菜からデザートまでこだわりの野菜を使用した料理を楽しむことで、八ヶ岳のテロワールを感じながら、ワインと野菜のマリアージュを心ゆくまで堪能できる。

  • ワインカーブをイメージした空間

Mie Ikeno 2023 ミレジムを楽しむ料理として、夏限定ディナーコースで提供している「花ズッキーニとイワナのヴァポーレ」がおすすめだという。夏に旬を迎える花ズッキーニと蒸し上げたイワナの旨味に、黄色い熟した果実の香りが寄りそう。

  • 夏限定ディナーコース「花ズッキーニとイワナのヴァポーレ」

ディナーコースの料金は1名15,730円(2025年6月26日より1名18,000円)、ペアリングコースは9,500円となる。なお、仕入れ状況により、料理内容が一部変更になる場合がある。

ワインショップ「八ヶ岳ワインハウス」でボトル販売

施設内のワインショップ「八ヶ岳ワインハウス」では、宿泊者限定でMie Ikeno 2023 ミレジムのボトルを購入できる。他にも山梨県と長野県で造られた24種類の厳選ワインを、温度管理されたサーバーで、少量の25mlからテイスティングをすることもでき、気軽にワインが楽しめる空間となっている。

  • 八ヶ岳ワインハウス