元プロ野球選手で野球解説者のアレックス・ラミレス氏が6日、YouTubeチャンネル『[ラミレス公式]ラミちゃんねる』で公開された動画「【忖度なし】前ヘッドと考える中日優勝計画! ラミレス物申す!! 根尾を野手に戻すべき驚きの理由とは!? 片岡激推し未来の竜主力戦士は?【片岡篤史コラボ(3】」に出演。中日の根尾昂が、投手ではなく野手になったほうがいいと思う理由を語った。
根尾昂は野手になったほうがいいとラミレス氏が思う理由
2018年ドラフト1位で入団した根尾。高校では二刀流として活躍するもプロ入り後は野手に専念し、2021年には72試合、2022年には49試合に出場。しかしブレイクとはならずに投手へと転向し、2022年には25試合に登板して防御率3.41をマーク。今季は動画公開日時点で4試合の登板にとどまっている。
そんな根尾に対して、ラミレス氏は「僕はいまだに、彼は打者でいくべきだと思うんです」と持論。その理由は「ピッチャーとしては身長が低い」というもので、「150キロ以上を連発するような投手ではない。投手として強みを感じないね」と自身の印象を明かした。
その一方で、「野手のほうがスピードもあって、パワーもそこそこあるし、守備も良くなると思うので、打者のほうが強みがたくさんあると思う」と言い、「今さら打者っていう考えは彼にはないでしょうけど」「やっぱりもう1回チャンスがあるなら、野手になったほうが伸びる可能性は高い」と述べていた。
【編集部MEMO】
アレックス・ラミレス氏は、東京ヤクルトスワローズや読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズなどで活躍した元プロ野球選手。DeNA時代に日本通算2000安打を達成し、外国人選手では史上初の名球会入り。引退後はDeNAの監督も務めた。