バイオリニストの川井郁子氏が、13日に放送されるテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(毎週月~金曜13:00~)に出演する。
映像や和楽器を使った個性的なコンサートが人気のバイオリニストの川井。ジャンルにとらわれない音楽表現は今でこそトレードマークだが、もともとは東京芸術大学出身で「王道」のクラシック音楽を目指していたそう。
高校生の頃、緊張のあまり演奏に失敗してから、極度の舞台恐怖症になり「ソリストにはなりたくない、バンドやオーケストラの一員として生きていくのが楽しい」と思うようになっていたと話す。しかし、ある作曲家の音楽に出会い、その自由さを知ってからは「自分もこういう風に生きたい」と強く思うようになり、クラシックの「王道」はすべて捨てて自分のやりたい音楽や衣装で舞台に立ったという。すると、舞台恐怖症はすっかり消え、今のようなスタイルに。
私生活では大学1年生の一人娘を育てる母でもある川井。絵を描くのが得意な娘にチラシのデザインを頼むと何枚も候補のデザインを作ってくれたり、舞台の照明など演出の気になる所を客席からチェックしてほしいとお願いしたところ、ノートにびっしりと感想を書いて渡してくれたりと、頼もしい存在だという。