秩父鉄道は、「わくわく鉄道フェスタ 2025」を5月17日に広瀬川原車両基地(埼玉県熊谷市)で開催すると発表した。地域住民や利用客に鉄道に親しんでもらうことを目的としたイベントで、今年で20回目の開催となる。
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SL構内模擬運転イメージ
目玉企画として、「SLパレオエクスプレス」として運行する蒸気機関車C58形363号機に貨車を連結した特別編成で、会場構内を模擬運転する。「SL+貨車」の構内模擬運転は11年ぶりの実施だという。事前予約制(有料)の専用撮影スペースを設ける。
その他、電気機関車や保線・電気設備車両、熊谷警察署の警察車両、熊谷消防署の消防車両の展示も予定。ATカートやトラバーサーの乗車体験、ディーゼル機関車の運転室乗車体験、蒸気機関車の投炭体験など、鉄道に関するさまざまな体験イベントが行われる。体験の一部はウェブによる事前予約制となっている。
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電気機関車イメージ
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保線・電気設備イメージ
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「SLのおしごと大解剖スタンプラリー」イベント会場限定スタンプイメージ
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鉄道関連品の販売イメージ
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オリジナルグッズ販売イメージ
こども向けに、駅制服の着用体験と鉄道員のおしごと体験、ヨーヨー釣り、くじ引きなどのブースも設置(一部有料)。JR東日本、小田急電鉄、埼玉県立熊谷工業高校などによるPRブースも出展する。会場内に「SLのおしごと大解剖スタンプラリー」の限定スタンプが設置されるほか、乗車券類とオリジナルグッズ、鉄道関連品の販売も予定。沿線地域の飲食物と物産品の販売も行われる。鉄道関連品の一部販売はウェブによる事前抽選制となっている。
当日は会場行の臨時直通列車も運行する予定。詳細は5月上旬に秩父鉄道のサイトで案内される。なお、臨時直通列車は交通系ICカードを利用できず、乗車駅から大麻生駅までの乗車券が必要とのこと。