テレビ東京の経済ドキュメンタリー『ガイアの夜明け』(毎週金曜22:00〜22:54)の取材会がこのほど、都内で行われ、新案内人を務める俳優の長谷川博己が登壇した。
『ガイアの夜明け』が大きくリニューアル
取材会冒頭、長谷川は「こんなに歴史のある素敵な番組に新案内役として配役されまして、大変名誉に思っております」と感慨深げに挨拶。「毎週放送される番組に出るのは初めてなものですから、どこまでできるか分かりませんけども、1クールで降ろされないように(笑)、きっちり一生懸命やっていきたいと思っています。ぜひご期待ください」と意気込んだ。
新案内人の出演オファーが来たときの感想を聞かれると、「僕がちょうど劇団に入ったくらいのときから、この番組がやっていまして。役所広司さんが寸劇のパートをやられていたのですが、かっこいいなと思っていました」と回想しつつ、「今回その役回りが復活するというお話をいただいたので、(当時かっこいいと思っていた)そういうものが自分のところに来たんだと感慨深く、とてもうれしかったです」としみじみと語った。
また、新案内人として番組に出演していくなかで楽しみにしていることを聞かれると、「僕が経済のことをあまり知らなかったものですから、これをきっかけにいろんなことを勉強して、金融リテラシーを深めて、役者で食べられなくなっても株で食べていけるようになれたらいいなと(笑)。そういうふうに頑張りたいと思います」と茶目っ気たっぷりに答え、笑いを誘っていた。
『ガイアの夜明け』は、4月4日の放送から大きくリニューアル。番組の顔となる案内人に長谷川、ナレーターには田中哲司を迎える。長谷川は、毎回のテーマに応じたドキュメンタリーの多面的な見方、内容に深みを与える“語り部”。独自の世界観を世に打ち出した本番組の原点回帰ともいえる本格的寸劇を交え、七変化するキャラクターで視聴者に語りかける。一回完結型のドキュメンタリー番組において、長谷川パートは連続するオリジナルストーリーとして、広く楽しめる構想になるという。