西武鉄道は12日、現在の新宿線東村山~本川越間と国分寺線国分寺~東村山間のルーツにあたる川越鉄道の開業130周年を記念し、特別臨時列車の旅「家族で130年の軌跡を刻む特別な日」を4月12日に開催すると発表した。
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西武鉄道4000系。特別臨時列車として新宿線を走行する
川越鉄道は1894(明治27)年12月21日に国分寺駅から久米川仮駅(現東村山駅)まで、1895年3月21日に久米川仮駅か川越駅(現・本川越駅)まで開通し、全線開通した。今回のイベントはその歴史を振り返る機会として、本川越駅管区の駅係員が発案したという。
通常は池袋線・西武秩父線で運行する4000系(4両編成)を特別列車として使用する。当日は川越鉄道全線開業区間の始発駅にあたる本川越駅を11時50分頃に出発し、12時10分頃に南入曽車両基地へ到着。ピットへの入場や洗車体験を行う。その後、12時50分頃に南入曽車両基地を出発し、小平駅折返し線を経由して、13時45分頃に鷹の台駅へ到着。こども用制服撮影、車内放送体験、可搬式の方向幕回し体験を実施する。14時45分頃に鷹の台駅を出発し、小川駅を経由して15時頃に東村山駅へ到着、改札外で解散となる。今回の行程に国分寺駅への入線は含まれない。川越鉄道130周年企画オリジナルアクリルキーホルダーが参加者に贈られる。
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川越鉄道130周年企画オリジナルアクリルキーホルダー
募集人数は40組(最大160名)。参加費用はボックス席1組(1~4名)につき2万円。3歳以上から参加可能で、参加人数に数える。小学生以下は成年の保護者同伴が必須。座席の指定はできず、受付当日に抽選で決定する。3月14日11時から4月6日23時59分まで、「EMotオンラインチケット」サイトで申込みを受け付ける。先着順のため、定員に達し次第、受付を終了する。