古着と向き合う人々の姿を見て、「本当に皆さんが生き生きとして、キラキラ輝いてるんです」と感じながら、“人生”を学んだという剛力。
「生き方というのは本当に人それぞれあって、どれも正解・不正解はないと思うのですが、“これが好きなんだ”、“これだけは負けたくない”という自分の中にある核みたいなものを曲げないことや取り戻す作業というのは、すごく必要なんだなと思いました」と実感したという。
最近は、「好きなものがない」「趣味がない」という人が増えていると言われる中で、「今回登場する人たちは、たまたま古着愛を持った人たちですが、自分の生き方を曲げなければ、自分を見つめて向き合うことがとても大事なんだと感じられると思います」と呼びかけた。
今買うのは“おばあちゃんになっても着られる服”
自身も古着を買うことがあるという剛力。「渋谷とか原宿とか、パッとお店に入って“これかわいい!”と見てしまいますね。何店舗もめぐって“ここにはこれがある!”って探すのが楽しいんですよ」というだけに、「下北沢の皆さんのお店に行きたくなりました。ちょっと顔を出してみようかなと思いますよね(笑)」と興味津々だ。
Instagramでは様々なファッションを披露しているが、服へのこだわりを聞くと、「やっぱり自分の好きなものを着たい時に着るということですね。流行のものにとらわれず、一つのものをいかに長く大切に着られるかというのを大事にしています」といい、「今、洋服を買う時は、“おばあちゃんになっても着られる服”を選んでいます」と明かしてくれた。
●剛力彩芽
1992年生まれ、神奈川県出身。2008年から13年まで、雑誌『Seventeen』の専属モデルとして活動。20年に事務所を独立し、近年はドラマ『クラスメイトの女子、全員好きでした』(読売テレビ)、Netflixシリーズ『極悪女王』、映画『【推しの子】 - The Final Act - 』などに出演、バラエティ番組『ダマってられない女たち』(ABEMA)ではMCを務める。現在、映画『雪子 a.k.a.』が公開中。今後、舞台『死は、ど真ん中に転げ落ちて』が3月15日から博品館劇場で公演予定、今年晩夏には映画『海辺へ行く道』の公開が控える。