元プロ野球選手で野球解説者のアレックス・ラミレス氏が1月16日、YouTubeチャンネル『[ラミレス公式]ラミちゃんねる』で公開された動画「【DeNA開幕スタメン予想】ラミレスと鬼越のDeNA愛が溢れる!! 熾烈な外野手争いの行方は!? 牧はメジャーで絶対活躍できる!? 3人が選ぶ26年ぶり日本一投打のMVPも発表!!【鬼越トマホークコラボ(2)】」に出演。DeNAの度会隆輝に将来的に期待できる成績を予想した。
「打率3割、20本塁打、80打点はいける」
横浜高校、ENEOSを経て、2023年ドラフト1位で入団した度会。オープン戦では打率.434でオープン戦首位打者、最多安打となると、開幕戦では3ランホームランを記録してド派手にデビュー。最終的には75試合に出場し、打率.255、3本塁打、24打点という成績だった。
そんな度会について、ラミレス氏は「序盤は大きなインパクトを残したけど、後半戦はあまり出なくなったね」と2024年を振り返りつつ、「現状では桑原将志がセンターのポジションを奪い返しつつあるよね」と、日本シリーズでMVPを獲得した桑原に言及。
さらに、「ライトは梶原が活躍した、レフトには佐野がいる。3つのポジションに4人以上いるから、併用して使っていかないといけないよね」と現状を解説したうえで、「監督にとってはうれしい悩みの種だね。度会のポテンシャルを考えると、打率3割、20本塁打、80打点はいけるよね」と将来残す成績を予想した。
しかし、その一方で「ただ彼にレギュラーポジションを与えるということはしないよね」「外野の選手層は本当に厚いね」と、ポジションはあくまでも競争になるだろうとも語っていた。
【編集部MEMO】
アレックス・ラミレス氏は、東京ヤクルトスワローズや読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズなどで活躍した元プロ野球選手。DeNA時代に日本通算2000安打を達成し、外国人選手では史上初の名球会入り。引退後はDeNAの監督も務めた。