日本映画専門チャンネルでは、俳優・綾野剛の出演作を、17日(19:00~)から2か月連続で特集放送する。

  • 『カラオケ行こ!』より

『カラオケ行こ!』『地面師たち』『ラストマイル』でその人気に拍車がかかっている綾野剛。新作の出演も相次ぎ、大人の色気をまとった実力派の俳優として今また注目が高まっている。そこで、最新主演作『カラオケ行こ!』の放送を記念し、2か月連続で綾野剛を特集する。

放送作品は、以下の通り。

■2月

・『カラオケ行こ!』(24年)
和山やまの同名人気コミックを綾野剛主演で待望の映画化。綾野がクールながらどこかに優しさを感じるヤクザを好演している。

・『楽園』(19年)
綾野は少女失踪事件で疑念の目を向けられる寡黙な青年を繊細な演技で熱演。心がえぐられる名演技を見せている。

・『さよならロビンソンクルーソー』(10年)
「第22回フジテレビヤングシナリオ大賞」を受賞した野木亜紀子の脚本を田中圭主演でドラマ化。恋人に貢がせる金と女にだらしないバンドマン役に綾野がハマっている。当時28歳、ダメな男の色気たっぷりの綾野が見られる。

・『Life』(07年)<TV初>
綾野の映画初主演作。物静かなキャンドル作家の佇まいと優しく寄り添う姿に癒やされる。音楽も担当した記念すべき作品。

■3月

・『孤独な惑星』(11年)
甘え上手で可愛いキャラながら嫌味や媚のないナチュラルな芝居を見せている。

・『198X年の歌』(10年)
15年前の石井裕也監督の短編。綾野がバブルを知らない若者の閉塞感を爆発させる。

・『S-最後の警官-』(全10話、14年)
警察庁特殊部隊SATの凄腕スナイパーであり、犯罪被害者遺族として警察の正義に向き合う、本作の中でも特に葛藤のある役どころを繊細に演じた。綾野のクールな存在感が際立つ作品。

・舞台「雪之丞一座~参上公演 ロック☆オペラ『サイケデリック・ペイン』」(12年)<TV初>
綾野の舞台初出演作。実際にロックバンド〈サイケデリック・ペイン〉としてギターを掻き鳴らし、シャウトをキメる。音楽は布袋寅泰。

・舞台『太陽2068』(14年)<未ソフト化>
綾野の舞台初主演作。劇団イキウメの前川知大・作、蜷川幸雄・演出のスケールの大きいSF舞台で、好奇心旺盛な青年役を好演している。