JR九州は、2025年3月15日のダイヤ改正で、長崎本線の鳥栖~佐賀間において朝通勤通学時間帯に下り普通列車を増発すると発表した。発車間隔が40分近く空いていた時間帯(7時台)に普通列車を設定することで混雑緩和を図り、佐賀方面の通勤・通学を便利にする。
現在、鳥栖駅を朝の6~7時台に発車し、佐賀方面へ向かう下り普通列車の本数は5本。ただし、鳥栖駅6時42分発の下り普通列車(佐賀行)から、鳥栖駅7時20分発の下り普通列車(江北行)まで、普通列車の発車間隔が38分空いている状況だった。これを解消するため、2025年3月のダイヤ改正で鳥栖駅7時0分発・佐賀駅7時28分着の下り普通列車を新たに設定。鳥栖駅において、前後の普通列車との発車間隔を18~20分に短縮することで、朝通勤通学時間帯の混雑緩和を図る。
なお、増発する鳥栖駅7時0分発・佐賀駅7時28分着の下り普通列車は2両編成で運転。前後の普通列車(鳥栖駅6時42分発・7時20分発)は4両編成で運転される。