JR九州は、2025年3月15日のダイヤ改正で、利用状況に鑑み、日豊本線の青井岳駅において停車本数を見直すと発表した。ダイヤ改正後は日中時間帯のみの停車とし、6~7時台と19時以降は全列車が通過。普通列車の停車本数は下り11本・上り12本となる。

  • 青井岳駅は2024年3月まで「36ぷらす3」の特別停車駅でもあった(2020年10月の報道試乗会にて撮影)

青井岳駅は宮崎県都城市に所在する山間の無人駅。現在は終日にわたり普通列車が停車し、停車本数は下り19本・上り19本となっている。JR九州のD&S列車「36ぷらす3」は2020年の運行開始当初、金曜日ルート「黒の路」(鹿児島中央駅から宮崎駅まで運転)で青井岳駅を特別停車駅としていたが、2024年3月に金曜日ルートの時刻を変更した際、青井岳駅の特別停車を取りやめた。

2025年3月のダイヤ改正で、青井岳駅に停車する普通列車の本数を減らす。朝の6~7時台に停車している下り2本・上り3本、夕夜間の19時以降に停車している下り6本・上り4本、合計で下り8本・上り7本を通過とし、日中時間帯の8~18時台のみ普通列車が停車する駅とする。