PayPayは2月6日、PayPayアプリに過去2年間の取引履歴をCSV形式でダウンロードできる新機能を導入した。これによりユーザーは決済、送金、残高チャージ、ポイント獲得、カード利用、資産運用などの詳細な取引履歴を取得でき、確定申告や家計管理に活用できる。
PayPayの利用者はこれまでも、PayPayやPayPayカードなどの取引履歴を、PayPayアプリ上ではすべて確認できる。今回、取引履歴をCSV形式でダウンロードできる機能が追加。ダウンロードしたCSVファイルのデータを家計簿アプリや会計ソフトなどに取り組むことで、確定申告の作成や家計管理がしやすくなる。
ダウンロード可能な取引履歴は以下の通り。
- 取引日時・内容・取引先
- 「PayPay」での決済(実店舗/オンラインサービス)や寄付
- 「送る・受け取る」機能での送金(譲渡を含む)
- 「PayPay残高」のチャージ・銀行への出金・チャージなどの取り消し
- 「請求書払い」の支払い履歴
- 「PayPayポイント」の取引履歴
- 「PayPayクレジット」の取引履歴
- 「PayPayカード」の取引履歴・支払い区分・利用者
- 「PayPayカード」の海外での支払い履歴・通貨・変換レート(円)・利用国、「PayPay商品券」の利用履歴
- 「PayPay資産運用」の取引履歴
- 「ポイント運用」の取引履歴
- 「PayPay給与受取」で受け取った「PayPayマネー(給与)」の残高
なお、「処理中」や「失敗」「期限切れ」「取消」「超過利用」の取引履歴はダウンロード項目の対象外。また、一度に指定できる期間は最大1年間(365日間)で、ダウンロードを申請した時点での情報が反映される。取引履歴の検索期間が366日以上の場合は、複数回に分けて検索する必要がある。
取引履歴のCSVファイルをダウンロードするには、PayPayアプリの画面右上にあるボタンをタップし、期間を設定して「ダウンロード申請をする」ボタンをタップ。ダウンロード準備ができ次第、通知が届くので、それを受け取ったら24時間以内にダウンロードを実施する。