レバテックは1月30日、「レバテックIT人材白書2025」を発表した。同調査は2024年11月22日~29日、IT人材を採用する企業担当者1,000名とIT人材3,000名を対象に、インターネットで実施した。
IT人材を採用する企業担当者に、今年度の採用人数について尋ねたところ、43.7%が「昨年よりも増加した」と回答した。
今年度の採用目標人数の達成状況は、45.0%が「目標達成済み」「目標達成進捗である」と回答しているが、21.9%は「目標達成が難しい可能性がある」「目標には大きく届かない見込み」と答えている。
今年度、新たに採用チャネルを増やした企業は35.7%だった。具体的には「スカウト型の求人媒体」(47.6%)、「転職エージェント」(39.2%)、「求人媒体(掲載型)」(37.0%)が多い。
約2割は採用活動における生成AIを活用しており、今後導入を検討している企業は3割以上だった。
主な活用目的は、「求人票の作成」(46.1%)、「採用計画の立案」(41.3%)、「スカウト文の作成」(40.3%)だった。
IT人材に、現在の転職意欲について尋ねたところ、38.6%が「転職活動中」「検討中」と回答した。
直近の転職で年収に変化があったか聞くと、58.0%が年収が「増えた」と回答した。年収増加額は、「10万円~30万円未満」(22.5%)が最も多く、「10万円未満」(21.2%)が続く。24.2%が「100万円以上」と回答した。