現在放送中のTBS系火曜ドラマ『まどか26歳、研修医やってます！』(毎週火曜22:00～)で、芳根京子扮する主人公・若月まどかの同期の研修医・尾崎千冬を演じている高橋ひかる(高ははしごだか)にインタビュー。芳根をはじめとする同期役のキャストとの共演について話を聞いた。

  • 『まどか26歳、研修医やってます！』第3話の場面写真

同期の研修医キャストは「高め合える仲間」

本作は、医師1年目のイマドキ研修医・若月まどか(芳根京子)が、働き方改革で変わりゆく令和の医療現場で、同期の仲間たちと励まし合って、医師として女子として、人生と向き合う濃厚な2年間を描いた成長物語。まどかの同期の研修医を、高橋に加え、大西流星(五十嵐翔役)、吉村界人(桃木健斗役)、小西桜子(横川萌役)が演じている。

高橋が演じる千冬は、サバサバしていて意志が強く、のんきなまどかにツッコミを入れたりもするキャラクターだが、「意外とポンコツなところもある」と言い、「そういうところは私と似ているかなと思って、愛着が湧いてきました」と親近感を抱いている。

同期キャストや外科医・菅野尊役の鈴木伸之らとの現場では、高橋がツッコまれることが多いという。

「人数も多いので話が行き違うということが多発していて、私が話した内容が全然伝わらなくて鈴木さんや吉村さんに『何言っているかわからない』って言われました(笑)。芳根さんは、ボケもできるしツッコミもできる人なので、ひたすら私がツッコまれ続けて、いじられています」

また、同期キャストは「高め合える仲間」で、研修医のような関係性だと語る。

「私は同世代の方々と共演する機会が少なくて、学園モノも多くはやってこなかったのですごく新鮮です。現場で台本の変更があったらみんなで読み合わせしようとか、長いシーンがあったらみんなで合わせてみようって、芳根さんを筆頭に声をかけてくださったり。ただ楽しむだけではなく、より良いものを作るためのコミュニケーションが取れていて、本当にいい関係性だなと思います」

芳根京子は「ボケツッコミができる超スピーカータイプ」

楽しい雰囲気は座長の芳根によるところも大きいようで、「芳根さんのパワーがすごくて圧倒されています」と感嘆する。

「芳根さんはボケツッコミができる超スピーカータイプ。ハードなスケジュールでも誰よりも声量が大きいから、どこにいても芳根さんの笑い声とかが聞こえてきます。みんなそれを聞いてクスクス笑っちゃうくらい圧倒されています」

大西については「関西のおばちゃん(笑)」と表現する。

「『お茶飲む～?』とか、あっけらかんとしていて、同い年なのに年上な感じで、大先輩みたいな貫録があります。関西にいた時の親戚のおばちゃんを思い出すような、温かさとユーモアとかわいらしさをすべて兼ね備えていて、すごく素敵だなと思います」

吉村については「意外と抜けているところがあるんです」と明かし、自分と似ている部分があるという。

「お芝居や仕事に対しては真面目で、すごくかっこいい部分もあるのに、けっこう抜けているところがあって、ツッコまれているのにツッコまれていることに気づいてなかったり。そのギャップがめちゃくちゃ面白くて、先輩なのにみんなから総ツッコミが入ることがあります。私も真面目にしゃべっているのに伝わらず、1人でてんやわんやすることがあるので、そういうところは似ているなと思います」

そして、小西については「見ているだけでにやけてしまう天使」と表現。「1人だけ空気感が違うんですよね。甘い香りが漂っているみたいな。萌ちゃんみたいに魅力的な方だなと思います」と語った。

魅力的なキャストが演じる研修医5人。28日放送の第3話では、それぞれの性格がより見えてくるそうで、「3話は『衝突と和解』がテーマだと思っています。この研修医のみんなは、自分の思いをすごく話す人たちで、1つの科での研修が終わって慣れたところ。それぞれの性格がどんどん出てきて、いいところも悪いところも見えてくると思います」と見どころをアピールした。

■高橋ひかる
2001年9月22日生まれ。滋賀県出身。2014年、「第14回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを受賞し、芸能界入り。2016年公開の映画『人生の約束』で女優デビュー。主な出演作に、ドラマ『おんな城主 直虎』(17)、『俺のスカート、どこ行った?』(19)、『村井の恋』『青野くんに触りたいから死にたい』(22)、『ハレーションラブ』(23)、『リビングの松永さん』『顔に泥を塗る』(24)、映画『おそ松さん』(22)、『赤羽骨子のボディガード』(24)など。

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