元プロ野球選手で野球解説者の松田宣浩氏が10月15日、YouTubeチャンネル『一笑健命【内川聖一 公式チャンネル】』で公開された動画「【元鷹戦士!! 豪華対談】〜前編〜」に登場。プロのすごさを初めて感じた瞬間について回想した。
松田宣浩氏が衝撃を受けた投手とは
内川聖一氏から「プロに入って、ここはやっぱ一番違うなみたいなのはあった?」と尋ねられ、松田氏が「一個下の本多(雄一)選手と同期で、春の宮崎キャンプ。唯一ふたりでA組だったんですけど、エピソードがひとつあって」と当時について語ることに。
松田氏は「1軍入ったじゃないですか、ルーキーで」「フリーバッティングって打たせてもらえるから、やっぱホームランとか『今日の松田』とか言ってたんですけど、10日ぐらい過ぎると初めてピッチャーが投げてくるフリーバッティングになる」といい、そこで登板したのが当時チームの抑えだった三瀬幸司氏だったと説明。続けて、「三瀬さんが前年(※実際には前々年)、タイトルをとられたんですよ」と補足する。
その上で、「『じゃあ、初めて三瀬も投げるから、お前らルーキー2人行ってみ』って言われて、トップ級を当てられたんですよ。それまで『打たせてください』っていう、110キロの球ですよ。そこから行った瞬間、本多コーチも僕も全く当たんないんですよ」「空振りとファールだけなんですよ」と回想。「『え!?』ってなって。『ありがとうございます!』って、2人とも3塁のロッカーにダッシュで帰って、『今の何?』って」と首をかしげあったそうで、「もう逆に、試合始まるよりも、その日が一番プロのスピードが衝撃的でした」としみじみと振り返っていた。
【編集部MEMO】
2023年に現役を引退した“熱男”こと松田宣浩氏。現役引退後は『報道ステーション』(テレビ朝日系)に登場するなど、野球解説者としてのキャリアを歩み始めている。YouTubeチャンネル『松田宣浩の熱男魂!!』で公開された初回動画では、「YouTubeでやりたいこと」を聞かれた際、「これまでやってきた、すごい魅力のある野球というスポーツをあらゆるジャンルからお伝えできればいいかなと思います」と語っていた。