俳優の斎藤工がMCを務める中京テレビ・日本テレビ系ドキュメントバラエティ番組『こどもディレクター ~これだけはどうしても聞いておきたい~』(毎週水曜23:59~)が、きょう30日に放送。ゲストに、柴田英嗣(アンタッチャブル)、本田望結が出演する。
今回のこどもディレクターは、20代のアメリカ人女性。アメリカで偶然、嵐の「WISH」を聴いて虜(とりこ)になり、好きが高じて約2年前に来日したという。現在は歌を仕事にしているものの、30歳を目前にして将来に悩んでいるそうだ。
そんな彼女が“これだけはどうしても聞いておきたい”ことは、亡き父が自分のことをどう思っていたか。女性が11歳の頃に病気で亡くなった父は、生前、家族皆に宛てて手紙を書いていたものの、女性だけもらっていないという。
「私の手紙を見た人はいたのかな。私はどう思われていたのかな」とつぶやく女性。父の死から15年以上経つが、周りは愛する人を失った悲しみからか、父のことをあまり話してくれない。
勇気を出して聞いておきたい、ということで女性はカメラを手にアメリカへ帰国。自宅で母と昔の写真を見ながら話すうちに、女性の目には涙が…。兄をはじめ親族にも父のことを尋ねてまわる。
いま明かされる父の思いとは。結末の分からない「聞けずじまいを撮りに行く」結末は…。
【編集部MEMO】
『こどもディレクター』はこれまで、「親に聞きたいけど、今まで聞けなかった…」という「こども」たちにカメラを渡し、「ディレクター」としてその家族を取材してもらってきたが、10月から「親子だけのドラマ」から「様々な人生の聞けずじまいのドラマ」へ拡大して放送している。
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