セリエAへの復帰が噂される元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが、イタリア人配信者En3rix氏に向けて“ある約束”を口にした。11日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が同選手のコメントを伝えている。
現在34歳のバロテッリは、当時セリエC(イタリア3部)に所属していたルメッツァーネでリーグデビュー。2006年にはインテルに加入し、2007-08シーズンにはセリエA制覇を経験した。その後はマンチェスター・シティ、ミラン、リヴァプールなどのビッグクラブで活躍。これまでキャリア通算467試合出場189ゴールをマークしており、4度のセリエA制覇やプレミアリーグ優勝など数多くのタイトル獲得に貢献してきた。
昨シーズンはスュペル・リグ(トルコ1部)のアダナ・デミルスポルでプレーし、リーグ戦16試合出場7ゴール1アシストを記録したバロテッリ。しかし、契約満了に伴い同クラブを退団すると、現時点まで新天地を見つけられないまま時間が経過している。
そんなバロテッリが、ライブ配信サービス『Twitch』で活動するイタリア人配信者En3rix氏の番組に出演。同氏は、ヴェネツィアに所属するフィンランド代表FWヨエル・ポーヤンパロがバロテッリより信頼できる選択肢と発言した。議論は次第にヒートアップし、“問題児”として知られるイタリア人ストライカーは大激怒。「何を言ってるんだ」と切り出したバロテッリは、「俺がセリエAにいないからって俺がやったことはカウントされないのか?お前もセリエAも消え失せろ」と激しく批判した。
さらに、「約束だ。俺がクラブと契約したらセリエAをぶっ壊す。このクソみたいなセリエAをぶっ壊す」とコメント。一部メディアからジェノア加入の可能性が報じられているバロテッリだが、En3rix氏との約束は実現するのだろうか。