
◆ 直近4年で3度の地区優勝
現地時間18日、ナショナル・リーグ中地区首位ミルウォーキー・ブリュワーズの地区優勝が決定。地区制が導入された1969年以降で30球団最多となる24度目の制覇を果たした。
ブリュワーズは6年間で5度のプレーオフ進出に導いたクレイグ・カウンセル監督が今季から同地区のカブスへ移籍。元サイ・ヤング賞右腕のコービン・バーンズをオリオールズに放出した中でのスタートとなったが、開幕4連勝を飾ると、最長で3連敗という安定した戦いぶりで4月30日から首位をキープ。151試合を消化した時点で87勝64敗、2位カブスに10ゲーム差をつけ、マジック「1」。同日、先に試合を終えたカブスが敗れたことで地区優勝とプレーオフ進出が決定した。
主砲クリスティアン・イエリッチがシーズンの大半を欠場する中、20歳の新人中堅手ジャクソン・チョウリオが「20-20」を史上最年少で達成し、遊撃手ウィリー・アダメスはリーグ打点王を争う活躍。投手陣では、元ソフトバンクのコリン・レイがチームトップ12勝を挙げるなど、18日時点でナ・リーグ2位のチーム防御率を記録している。