群馬県へ行き、気温40℃越えの中調査した。焼きそば&かき氷のお店のお姉さんはこう言う。「去年だったか、そこの沼のあたりに南国にしかいない鳥が来ていた。カラフルなヤツ!」やはり南国化が進んでいるのか?!
おじさん三人組に聞くと「熱帯じゃない?」と南国化を認めた。「だから、梅雨じゃなくて雨季だよね。」「利根川じゃなくてトネゾン川だよね。」暑すぎて投げやりになっているようだ。
イベントのテントの下で焼き鳥を焼いているお兄さん。「沖縄を超えてるのに全国民が知らないので、隠れトロピカルだね。」
だが太田市のビニールハウス農園で実っていたのは、マンゴー!「ぐんまンゴーの名前で販売してます。」そのネーミングどうなの?と思うけど、糖度18度で評判も良く、今年分は完売だと言う。
前橋市のビニールハウスにはバナナが!
他にも、タピオカの原料キャッサバや、青パパイヤ、さらにはコーヒー豆、赤道直下の野菜が普通に栽培されている。
「植えているお家多いよねえ。」自宅にヤシの木を植えますか?
ヤシの木に囲まれて育つマダムは「南国の植物に憧れる。そこに海があるイメージを持っている。ただの雑草なんですけどね!」ヤシの木の向こうに広がる雑草が、脳内オーシャンビューになるようだ。
そしてフラダンスを踊るマダムたちは「渋川市の伊香保温泉がハワイ」と言い切る。そこで伊香保温泉に行ってみるのだが、情緒あふれる温泉街でハワイ感はない。だがよくみると、とんかつ屋さんの暖簾がハワイ、接骨院がオアフ接骨院、渋川市役所の制服がアロハシャツ。
街の人に聞くと「姉妹都市になってる。」
出場した上州ハワイアンダンサーズに聞くと「音楽が流れればなんちゃってハワイ。」と楽しげだ。「行ったことないけど、行ったつもり。」
前橋市の三ツ葉楽器ではハワイアンに欠かせないウクレレも製造している。
皆さんが言うには「群馬はハワイ県でいい。」「海がないけど海作っちゃおう、利根川に。」「ぐんMAHALOって」意味わかんないけど、群馬県はハワイ県でいいかもしれない。