今季限りでの引退が報じられたケビン・キアマイアー

◆ キアマイアーが今季限りの引退を示唆

 トロント・ブルージェイズのケビン・キアマイアー外野手(34)が今季限りでの引退を示唆。現地時間24日、前所属であるレイズの番記者マーク・トプキン氏が報じた。

 キアマイアーは2010年のドラフトで球団31巡目、全体941位の指名を受けてレイズに入団。2013年にMLBデビューを果たすと、2015年にはキャリアハイの151試合に出場し、アメリカン・リーグのゴールドグラブ賞を初受賞。さらに、同賞受賞者の中から1名が選ばれるプラチナグラブ賞も獲得。打率.263、10本塁打、18盗塁、OPS.718の成績で、チームは地区4位ながら、リーグMVP投票のトップ10に名を連ねた。

 昨季からブルージェイズに加入し、自身4度目のゴールドグラブ賞を獲得。シーズン終了後にFAとなるも1年の再契約を結んだ。12年目の今季はブルージェイズの正中堅手として76試合に出場し、打率.195、4本塁打、OPS.553という成績。現地時間7月12日にはウェーバーにかけられ、現在ブルージェイズのトレード候補の1人となっている。