チャンピオンシップ(イングランド2部)に所属するリーズが30日、大手飲料メーカーである『レッドブル』と複数年契約を締結したことを発表した。
今回の発表によると、『レッドブル』はリーズの少数株主権を取得し、来季のユニフォームの胸スポンサーになることも正式に決定したとのこと。一方で、少数株主であるため、『レッドブル』が保有するライプツィヒ、ザルツブルク、ニューヨーク・レッドブルズ、RBブラガンチーノのようにクラブ名やユニフォームカラー、スタジアム名等の変更はないようだ。
『レッドブル』の企業プロジェクトおよび投資担当CEO、オリバー・ミンツラフ氏は今回の契約の目的について、「同社の野望はリーズをプレミアリーグに復帰させることと、世界最高のサッカーリーグでの地位を確立すること」と語り、全面的なバックアップを誓った。また大手メディア『TheAthletic』は、「今回の契約は既存契約よりも大きな価値を生むだろう」と指摘し、ポジティブな見方を示している。
さらに、リーズのパラグ・マラテ会長も「レッドブルがリーズの明るい未来を築くために加わってくれることを大変嬉しく思う。この契約は、クラブにとって歴史的な節目となった。これからクラブが最大限に競争力を発揮できるようさらに力を与えてくれると思う」と述べ、大きな期待を寄せた。
先日の昇格プレーオフ(PO)でサウサンプトンに敗れ、1年でのプレミア復帰に手が届かなったリーズ。来季こそ昇格を成し遂げるうえで、これ以上ない“補強”になりそうだ。