アイナ・ジ・エンド「最初は全然違うドラムだった」映画『キリエのうた』主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」で岩井俊二監督のこだわりを採用
アイナ・ジ・エンドがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! アイナLOCKS!」。9月26日(火)の放送では、10月13日(金)公開の主演映画『キリエのうた』の主人公・Kyrie(キリエ)としてリリースするアルバム『DEBUT』を紹介。先行配信されている楽曲から、「燃え尽きる月」と主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」の2曲をオンエアしました。そのなかから、「キリエ・憐れみの讃歌」についてのコメントを紹介します。



◆「キリエ・憐れみの讃歌」について

アイナ:「キリエ・憐れみの讃歌」は、『キリエの歌』の主題歌にもなってる曲です。映画を見てくださったらわかるんですけど、本当この曲でKyrieがどんどんどんどん心を開いていくんですよ。そんな明るみに向かっていく曲です。

なので、今これを聴いてくれてる生徒ちゃん(リスナー)で、「しんどいな」とか「明日、学校行くの嫌だな」とか思ってる子がいたら、もしよかったらこれを聴きながら通学してみてほしいなって思います。

最初のドラムがね、“タッタカタカ タカタカ タカタカタカタカタカタ タッタカタカ♪”みたいな……行進曲みたいな、意気揚々としたリズムなんです。これが、人を前向きに歩かせてくれるようなテンポ感だと思うんですよね。全てここから始まるっていうか、もう歩くしかない! 立ち止まってる暇はない! というのを、このリズムで感じられるんじゃないかなって。

ちなみに、最初は全然違うドラムだったんです。でも、なんと(監督の)岩井俊二さんが「どうしてもこのリズムがいい」って言ったんですよね(笑)。で、(音楽を担当した)小林武史さんが、そこを踏まえてリズムを変えたりして……このリズム感は、岩井さんと小林さんの共作です。2人とも自分の感性を出し惜しみなく人に伝えて、それをどこまで具現化できるかってことに命をかけているように見えました。私も「もっとやんなきゃいけないな」って、日々思いました。「キリエ・憐れみの讃歌」聴いてください。



アイナ:(もう1曲の「名前のない街」もあわせて)3曲とも配信で聴けるのでね、よかったら聴いてください。

●「燃え尽きる月」のコメントはこちら

<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/