GRAPEVINE田中和将「非常に手応えを感じています」ニューアルバム『Almost there』制作裏話を語る
ジョージ・ウィリアムズ、安田レイがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」(毎週土曜 13:00~13:55)。9月23日(土・祝)の放送は、GRAPEVINEの田中和将(たなか・かずまさ)さん(Vo.&Gt.)と西川弘剛(にしかわ・ひろよし)さん(Gt.)が登場。本日27日(水)リリースのニューアルバム『Almost there』について語っていただきました。

(左から)ジョージ・ウィリアムズ、田中和将さん、西川弘剛さん、安田レイ

◆アルバムリリース前のライブで新曲披露!?

――ニューアルバム『Almost there』はどういったアルバムになりましたか?

田中:非常に手応えを感じています。バラエティに富んだ、いろいろなタイプの楽曲が入っていて、かなり面白いと思います。

――レコーディングには、メンバー3人のほかにも、長年一緒にライブを回っている金戸覚(かねと・さとる)さん(Ba.)、高野勲(たかの・いさお)さん(Key.)も参加していますが、どのようなレコーディングになりましたか?

西川:今回は高野さんにプロデュースを依頼して、普段とは違う視点でいろいろなことを言ってもらいました。その辺は、なんでも言いあえる仲なので。

――具体的にどんなことを言われましたか?

西川:(高野さんのなかでは、僕らに)「こういうことをやらせたい」みたいな考えがあるみたいなんですけど、それを側面からやんわり言われるというか(苦笑)。ストレートには言わないんですけど「こういうのもいいんじゃないの?」みたいな。

田中:金戸さんも高野さんも、20年ぐらい一緒にやっているんですよ。だから、正式メンバーになっていないだけで、ほぼメンバーみたいな存在なんです。なので(僕らのことを)よく理解してもらっているし、そのなかで、みんなであーだこーだ言いながらレコーディングした感じですね。

――9月14(木)~18日(月)にかけて開催されたライブツアー「GRAPEVINE SUMMER SHOW」では、アルバムに収録された新曲も披露していましたが、リリース直前にライブをするのも珍しいですよね?

田中:そうですね、だから僕らも“(セットリストを)どうしよう?”って思っていたんですよ(笑)。もちろん、アルバムリリース後もツアーをやるんですけど、このタイミングで(新曲を)どの程度小出しにしようか、いろいろ考えましたね。

西川:結局、ニューアルバムから半分くらいやったのかな。そのなかでも、比較的エッジのある曲をチョイスしたんですけど、アルバムツアー(GRAPEVINE TOUR 2023)になったら、もっと深い感じの曲も披露できると思います。

――新曲を披露したときのファンの反応はどうでしたか?

西川:みんな、すごく真剣に聴いてくれていました。

田中:でも、みんな(曲を聴くことに)集中しすぎて、(音に)乗るのを忘れてポカンとしていましたね(笑)。

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<番組概要>

番組名:JA全農 COUNTDOWN JAPAN

放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット

放送日時:毎週土曜 13:00~13:55

パーソナリティ:ジョージ・ウィリアムズ、安田レイ

番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/cdj/