9月14日に18年ぶりにセ・リーグを制した阪神。ショウアップナイター解説陣は今年の阪神の強さをどう見ているのだろうか。
15日に放送された『ショウアップナイタープレイボール』に電話出演した野村弘樹氏は、「8月から足踏みするだろうなと思っていたのですが、全くなかったですね。言ってしまえば、タイガースが強いといえば強いんですか、広島、DeNA、巨人がこの3チームが同じように負けていましたからね。2位、3位、4位のゲーム差はあんまり動かないんですけど、結局タイガースがどんどん離れていった印象ですよね。」と振り返った。
中でも投手陣はセ・リーグでは唯一のチーム防御率2点台。野村氏は「村上、大竹もそうですし、西、青柳なんか夏場以降、調整して戻ってきている。先発陣の安定と、特に11連勝全部先発投手に勝ちがついているのは凄いなと思いますね。ブルペン陣もしっかりしているから尚更ですよね」と絶賛した。
16日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-DeNA』で解説を務めた大矢明彦氏は「しっかりした野球で強かったですね。最後の力を出して、君たちよりも強いよ、挑戦権を持っているチームをことごとくやっつけていきましたね」と話し、「阪神だと7番にキャッチャーを置いていますよね。ほぼバントですよ。1点を取りに行く野球なんですよね。役割がしっかりバッターに伝わっていきますのでね。バントで木浪に返す。返せなくても9番まで回って、1番から始まる。そういうのがしっかりできていましたよね」と、下位打線の強さについて語った。
14日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 阪神-巨人』で解説を務めた田尾安志氏は「今年の場合は前半戦はとにかく投手力ですよ。投手陣が素晴らしかった。そのうちに打者陣も森下とかが出てきて、得点力のある打線になっていった。それまではなかなか3点までしか取れないような印象が強かったのですが、4点、5点、6点、勝ちゲームでも点が取れる勝ちゲームが増えましたね。基本的に投手陣が素晴らしかった」と話していた。
(ニッポン放送ショウアップナイター)