サントリーの「山崎25年」は、9月12日(現地時間)にイギリス・ロンドンで開催された世界的な酒類コンペティション「第28回インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC:International Spirits Challenge2023)」の授賞式において、全部門での最高賞「シュプリーム チャンピオン スピリット(Supreme Champion Spirit)」を受賞した。
「山崎25年」は、ジャパニーズウイスキー部門最高賞「トロフィー」の受賞に加え、全部門の「トロフィー」の中から傑出した製品1品のみに授与される「シュプリーム チャンピオン スピリット」を受賞し、本コンペティションにエントリーした全部門約2,300品の頂点に立った。
「山崎25年」の「トロフィー」ならびに「シュプリーム チャンピオン スピリット」受賞は今回が初めてとなる。
受賞理由について審査員は、「この『山崎25年』は、素晴らしい複雑さを味わうことができる。まるで浜辺に座り、次から次へと波が押し寄せてくるようだ。ひとつひとつの波が異なるだけでなく、それぞれが記憶に残る味わいで、また次の波が来ることを願ってしまうような傑出した作品だ」などとコメントした。
同時にサントリーの「響30年」もジャパニーズウイスキー部門における最高賞「トロフィー」を受賞した。「響30年」の「トロフィー」受賞は、今回で5度目となる。
受賞理由について審査員は、「『響30年』は希少価値が高く、技巧とエレガンスを兼ね備えたウイスキー。『響30年』をテイスティングすると、まるでシルクのような調和や、甘美さ、まろやかさを感じることができる」などとコメントした。
また、サントリーは、高品質で多彩な製品を生み出した各部門のメーカーの中から1社に贈られる「プロデューサー オブ ザ イヤー」をジャパニーズウイスキー部門において4年連続で受賞した。今回の受賞についてサントリーは、自社が取り組んできたウイスキーづくりにおける品質向上およびブレンド技術が評価され、ひいてはジャパニーズウイスキーに対する評価をより確固たるものにしたと、意義深く受け止めているという。