パナソニックは、マイクロフォーサーズ規格のミラーレスカメラ「LUMIX GH6」の最新ファームウエア(Ver.2.3)を7月11日に提供開始すると発表した。プロに向けた動画機能の向上がおもな改良点。ファームウエアのダウンロードは無料。

  • パナソニックが、「LUMIX GH6」の最新ファームウエア(Ver.2.3)を7月11日に提供開始する

改良点の1つが、外部レコーダー「Blackmagic Video Assist 12G HDR」(Blackmagic Design製)へHDMI経由で動画RAWデータの出力に対応すること。「Blackmagic RAW」での記録が可能になる。動画RAWデータ出力に対応する解像度は、5.7K(5728×3024)、Cinema4K(4096×2160)、アナモフィック5.8K(5760×4320)、アナモフィック4.4K(4352×3264)。

また、外部モニターレコーダーに、高画質でスローモーション効果を演出できるハイフレームレート動画をHDMI出力する機能も追加する。対応する解像度は、Cinema4K/120p(4092×2160)、4K/120p(3840×2160)。

カメラ内動画修復機能も追加する。撮影中にバッテリー切れになったり、記録カードを抜き差しした場合など、正常に動画記録が終了できずに破損した動画ファイル(mdt/mvdファイル)をカメラ内で修復できる。