ツインズ戦に先発登板したブルージェイズの菊池雄星

● ブルージェイズ 2 - 3 ツインズ ○

<現地時間6月9日 ロジャース・センター>

 ブルージェイズの菊池雄星投手(31)が9日(日本時間10日)、本拠地でのツインズ戦に先発登板。5回4安打2失点と試合は作ったが、勝利投手の権利を得られず自己最多に並ぶ7勝目はお預けとなった。

 初回、1番・ソラノにいきなり右中間フェンス直撃の二塁打を許したが、二死一、二塁のピンチを凌ぎ無失点スタート。その後は8者連続アウトを奪うなど、4回までゼロを並べた。しかし0-0のまま迎えた5回、先頭の7番・ルイスに二塁への内野安打を許すと、一死後、9番・テーラーに左越え2ランを浴び先制を許した。

 菊池は5回82球、1被弾含む4安打2失点、4奪三振1四球の内容で降板。防御率は4.34となり、1点ビハインドの6回から救援陣にマウンドを譲った。

 ブルージェイズ打線は2点を追う5回に1点を返すと、6回は代打で登場したスプリンガーが同点の適時二塁打を放ち菊池の3敗目は消えた。しかし、9回は無死二、三塁のサヨナラ機を逸するなど、7回以降は再びゼロ行進。直後の延長10回表にツインズに勝ち越しを許し、連勝は「3」でストップした。