4回に左翼への適時二塁打を放つ楽天・太田 (C)Kyodo News

○ 楽天 4 - 1 阪神 ●

<1回戦・楽天モバイル>

 パ・リーグ最下位の楽天が、セ・リーグ首位を独走する阪神との3連戦初戦に勝利。連敗を「3」で止め、残る借金は11となった。

 楽天打線は1点を追う2回、5番・岡島、続く鈴木大の連打などで一死満塁の好機を作ると、二死後、9番・太田が2点適時打を左前へ運び逆転。4回も二死二塁の好機で再び太田が、左翼線突破の適時二塁打を放ち3-1とリードを広げた。

 8回は代打・辰己が中越えの3号ソロを放ち4点目。今季ブレイク中の阪神先発・村上から、8回までに4点を奪った。

 先発の則本は初回に先制点を許すも、2回以降は要所を締める投球。6回98球、4安打1失点の好投で2勝目(4敗)を挙げ、3点リードの9回をパーフェクトで締めた松井裕は9セーブ目(1勝1敗)をマークした。