阪神・大山悠輔 (C)Kyodo News

 阪神は今季最長となる5時間7分の一戦を引き分け、ロッテとのカードは2勝1分けで終えた。

 3点リードの5回、先発・桐敷がつかまって4失点。5番・山口に勝ち越しの2点適時打を浴びたところで降板した。1点のリードを奪われたが、直後の攻撃で一死一・三塁の場面で大山が相手先発・小島から逆転3ラン。4番の一振りで試合をひっくり返した。

 しかし7回に3番手・浜地が山口に逆転3ランを被弾。再び追う展開となったが8回、一死一塁から木浪が二塁打を放ち、二・三塁の好機を演出すると、代打・渡邉の遊ゴロ野選で試合を振り出しに戻した。

 試合は7−7のまま延長戦に突入。10回以降は走者を出すことができず、試合は延長12回引き分けに終わった。

 阪神は2日のロッテ戦(甲子園)が雨天中止となり、3日の同戦から9連戦。6日からは楽天戦(楽天モバイル)3連戦を控えている中、23時を越える5時間7分のゲームとなり、ツイッター上では「延長12回」、「仙台移動」などのワードがトレンド入り。阪神ナインは6日に仙台へと移動し、楽天戦に臨む。