トップアート 独特なパーツ使いで道行く人を楽しませる個性派大型ダンプ 絆宝丸

「一般の人が見て『うわー、派手ですごいなあ!』と楽しんでもらえれば、それでOKです」と、ラフロードな現場に出入りしながらも、エンターテインメント性を追求した注目車だ。

4段ハチ巻きのシートキャリアを筆頭に、全長2m40cmのキャブロケット、平型2段バイザー、立体造形仕様のミラーステーなど、キャブ回りには、迫力満点の大型パーツが目白押し。

ボトムエンドには、舟型をキャデラックへと改造したフロントバンパーを装着。前面に収めたグラデーション仕様のアンドンは、オーナーの知人がこしらえた力作で、周囲に華やかなビジュアルをアピールする。美しい素材と精緻なディテールメイクで存在感を示すキャブハシゴも必見だ。

一方のボディは、長アンドンとマーカーを前面に配したプロテクトップと、6基の4連丸テールボックスを設置したリア下回りが見どころ。印象的な「青地+白フチ」の泥除けもお見逃しなく。

「本当はラッセルバンパーが好きなので『いつかは』という気持ちはあります」と、今後のリメイクに含みをもたせた。

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写真:水川尚由 文:山口拓朗

カミオン2014年4月号をもとに再構成