NTTドコモは5月16日より、「Galaxy S21 5G SC-51B」「Galaxy S21 5G Olympic Games Edition SC-51B」「Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B」のサムスン電子製5Gスマートフォン3機種に、One UIのバージョンアップなどを行うソフトウェアアップデートの配信を開始した。

  • Galaxy S21 SC-51B

    Galaxy S21 SC-51B

  • Galaxy S21 Olympic Games Edition SC-51B

    Galaxy S21 Olympic Games Edition SC-51B

  • Galaxy S21 Ultra SC-52B

    Galaxy S21 Ultra SC-52B

アップデート対象のOSバージョンはAndroid 13。Android 12環境で利用している場合は、事前にAndroid 13へのOSアップデートを行う必要がある。アップデート内容は次のとおり。

  • One UIバージョンを5.0から5.1にバージョンアップ(詳細は後述)
  • セキュリティ更新。Androidセキュリティパッチを適用し、セキュリティパッチレベルは2023年4月となる。セキュリティアップデートの細かい内容は「Androidのセキュリティに関する公開情報 - 2023年4月」を参照のこと。

「Galaxy S21 5G SC-51B」の更新時間は、端末本体(Xi/FOMA/Wi-Fi)で更新を行う場合は約20分、パソコンに接続して更新を行う場合は約78分。更新後のソフトウェアバージョン(ビルド番号)は、「TP1A.220624.014.SC51BOMU1CWD2」となる。

「Galaxy S21 5G Olympic Games Edition SC-51B」の更新時間は、端末本体(Xi/FOMA/Wi-Fi)で更新を行う場合は約20分、パソコンに接続して更新を行う場合は約79分。更新後のソフトウェアバージョン(ビルド番号)は、「TP1A.220624.014.SC51BOMU1CWD2」となる。

「Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B」の更新時間は、端末本体で更新を行う場合は約18分、パソコンに接続して更新を行う場合は約81分。更新後のソフトウェアバージョン(ビルド番号)は、「TP1A.220624.014.SC52BOMU1CWD2」となる。

One UIのバージョンアップに伴う追加機能は以下のとおり。

モードとルーチン

「モードとルーチン」でモードを設定する際、ロック画面/ホーム画面のそれぞれに壁紙の設定が行えるようになった。

  • モードとルーチンの設定1
  • モードとルーチンの設定2
  • モードとルーチンの設定3
  • モードとルーチンの設定4
  • 「設定」→「モードとルーチン」→「モード」とタップし、モードの新規作成または既存タブの編集を行う。下へスクロールしていくと、「壁紙」項目でそのモードの壁紙を設定できる

カメラ

インカメラを使用して撮影する際、フィルターに「色調」の設定項目が追加される。

  • インカメラの色調設定1
  • インカメラの色調設定2
  • インカメラの色調設定3
  • インカメラの撮影時に、右上の「フィルター」のアイコンをタップ。さらに「色調」をタップすると、ナチュラル/暖色の色調を選択できる

また、Expert RAWに対応し、より高品質の写真を撮影できる。要ダウンロード(Galaxy S21 5Gは対象外)。

  • Expert RAWに対応

    Expert RAWに対応

ギャラリー

「ギャラリー」で写真を表示している際、画面上を長押しすることでその部分を切り抜くことができるようになる。

  • 写真の切り抜き1
  • 写真の切り抜き2
  • 写真の切り抜き3
  • 「ギャラリー」で写真を開き、切り抜きたい部分を長押し。するとその部分が切り抜かれ、少し小さく表示される。そのまま指を話すと、コピー/共有/画像として保存のいずれかを選択できる

天気ウィジェット

天気がテキストとしても表示されるようになり、イラストも追加されてわかりやすくなる。

  • 天気ウィジェットの強化

    天気ウィジェットにテキスト/イラストが追加される

Sペン

検索バーにSペンで直接書き込む機能が、デフォルトで有効となり、より簡単に利用することができるようになる。「Samsungキーボード設定」→「Sペン」からこれまでどおりオン/オフの切り替えも可能。