トッテナム時代のポチェッティーノ監督(左)とケイン(右) [写真]=Getty Images

 トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインがイギリスメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じた。30日付けで伝えられている。

 現在プレミアリーグで5位につけるトッテナムは、23日に行われた第32節ニューカッスル戦で21分までに5失点を喫し6-1で敗戦。その衝撃的な試合について問われたケインは「あのようなことが起きると、あまり多くを語ることはできない。あの瞬間は、誰もが自分を失望させたと分かっている」と語りながらも「ただ、状況を理解してシーズンを力強く終えるため、最良の機会を提供してくれた。クラブとして改善したいのであれば、会話することが必要だからだ」と明かした。

 終盤に差し掛かっている今シーズンについては「大変なものだった。シーズン前にはチームとしての目標があったが、それを実現するレベルに到達するための、必要な一貫性を見出せなかった」とコメント。「さまざまな理由で難しく、多くの変化があった。選手としてはそのような状況に適応し対処しようとするが、簡単なことではなかった」と明かした。

 11歳からトッテナムに所属しているケインは「これだけ長くいるとファンがどんな人たちなのか、クラブがどんなところなのかが分かってくる。僕は良い時期も良くない時期も過ごしてきた」と語ると「誰もが勝ちたいと思い、トロフィーを掲げたいと思うことが毎年の目標だ。ただ、我々は他のクラブと異なる状況を受け入れ、改善し、良くなる方法を見つけなければならない。最終的にはトップレベルの競争力を取り戻す必要があり、チームにはそのための十分な才能があると思っている」とクラブの価値観を口にした。

 また、記者からは2014年から2019年にかけてトッテナムを率いていたマウリシオ・ポチェッティーノ元監督の時代に戻るのか、と問われると「我々は3〜4年の間、お金をかけずにトップクラスで戦っていた」と当時を想起。「若い選手と経験豊富な選手が上手く混ざり合っていた。もちろんあの頃に戻ろうというのは不可能なことだが、いくつかの価値観や文化が僕たちを成功に導いてくれたのだと感じる」と語った。そして「ここ数年でその一部を失ってしまったのかもしれない。そこから得られる良いところを見つけて、将来的に実践していこうと思う」と前を向いた。

 次節、リヴァプールとのアウェイゲームを迎えるトッテナム。来シーズンのチャンピオンズリーグおよびヨーロッパリーグ出場権をかけた争いに、注目が集まる。