TVアニメ「SYNDUALITY Noir」ステージイベントの登壇者たち。左から稲垣好、古賀葵、大塚剛央、小林裕介。

TVアニメ「SYNDUALITY Noir(シンデュアリティ ノワール)」のステージイベントが、去る3月26日に東京・東京ビッグサイトで行われた「AnimeJapan 2023」内で開催された。

「SYNDUALITY Noir」はバンダイナムコエンターテインメント、バンダイナムコフィルムワークス、BANDAI SPIRITSによる大型SFプロジェクトのアニメコンテンツ。“人とAIのすれ違い”をテーマに物語が展開され、アニメは7月よりテレビ東京系列、BS日テレほかにて放送される。イベントにはカナタ役の大塚剛央、ノワール役の古賀葵、トキオ役の小林裕介、エリー役の稲垣好が登壇した。

冒頭、アニメの正式タイトルとオープニング主題歌、放送情報を発表。最新PVが公開されると、情報量の多さや戦闘シーンのカッコよさにキャストたちは声を上げる。大塚は自身演じるカナタを「少年の心を持っているような、元気で明るくまっすぐな青年」と紹介。カナタの兄貴分的存在・トキオを演じる小林は、カナタについて「自分にまだ自信がない気弱さの中にもまっすぐな芯があるので、いつか何かをやってくれそうだなと感じさせる」と話す。

古賀が演じるノワールは、長い眠りから覚めた、過去の記憶を失っているAI搭載ヒューマノイド“メイガス”。古賀はノワールについて「とにかく謎が多い。普段は感情が表に出ずホワホワした感じですが、クレイドルコフィンに乗ったときだけはカッコよく戦闘をリードしてくれる」と説明する。

エネルギー資源を採掘する冒険者“ドリフター”の中でも超一流のトキオについては、小林が「自分がすごいということをひけらかすよりは、みんなで楽しくやっていこうぜ!というオープンな性格。演じていて気持ちがいい」とコメント。またトキオのパートナーメイガス・ムートンに触れ、「執事感満載のイケオジで、トキオが何をやっても肯定してくれる。この2人の組み合わせがめちゃめちゃ好き」と話す。古賀もムートンは大好きなキャラクターだそうで「だってスーツですよ!」と一際テンションを上げた。

稲垣演じるエリーはカナタの幼なじみで、彼に対してほのかに思いを寄せている役どころ。稲垣はエリーを「強くてカッコいい女の子ですが、カナタのことになると表情が豊かになってかわいい。お姉さん的存在のアンジェに甘えたり、カナタのことを相談したりもして、ツンデレ属性と妹属性を兼ね備えた女の子」と述べる。大塚はエリーについて「この作品の中で一番好きなキャラクター。応援したくなる女の子です。アンジェとのコンビネーションも絶妙で、掛け合いを見るのが楽しい」と語った。

大塚は、SYNDUALITYの世界観やアニメとゲームの関係はやや複雑だと前置きしつつ、「まだ理解が追いつかない人がいるかもしれませんが、観れば大丈夫! 本当に面白くて、いろんな癖(へき)が詰まった熱量の高い作品です」とアピール。古賀は「人と人との出会い、それによる成長や感情の動きが細かく描かれています。『ええっ!? ここでこうなるのか……!?』というような瞬間がたくさんあるので、ぜひ観てください!」と呼びかけた。

TVアニメ「SYNDUALITY」

放送情報

テレビ東京ほか:2023年放送

配信情報

ディズニープラス独占配信

スタッフ

監督:山本裕介
ストーリー原案:鴨志田一
シリーズ構成:あおしまたかし
キャラクター原案:neco
アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:桂憲一郎
コフィンデザイン:形部一平
プロダクションデザイン:稲田航
レジェンダリーデザイン:宮武一貴
美術監督:益田健太
音楽:中山真斗
アニメーション制作:エイトビット

キャスト

キャスト
カナタ:大塚剛央
ノワール:古賀葵
シエル:青山なぎさ
トキオ:小林裕介
ムートン:小松史法
エリー:稲垣好
アンジェ:大橋彩香
黒仮面:坂泰斗
シュネー:M・A・O

(c)SYNDUALITY